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12季ぶりにUCL出場を逃したユヴェントス、アッレグリ「異例のシーズン。今季はセビージャで終わった」 | セリエA

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12季ぶりにUCL出場を逃したユヴェントス、アッレグリ「異例のシーズン。今季はセビージャで終わった」 | セリエADAZN
【欧州・海外サッカーニュース】ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、日本時間29日に行われたセリエA第37節ユヴェントス対ミラン終了後、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに応じ、試合を振り返った。

前節のエンポリ戦直前に勝ち点10ポイントの剥奪が決定し、2位から7位へと後退したユヴェントス。トスカーナの地で1-4と大敗し、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場権の獲得へ最終節まで望みをつなぐためには、29日のミラン戦で勝利が求められた。

だが、マッシミリアーノ・アッレグリのチームは、36歳オリヴィエ・ジルーの決勝弾に沈んで0-1と敗れ、2011-12シーズン以来続いていたUCL出場が途絶えることとなった。前経営陣の不正問題に加えて、2シーズン連続で無冠に終わるなど爪痕を残すことができなかったユヴェントス。しかしアッレグリは健闘した選手たちを称えつつ、ピッチ上で3位インテルに並ぶ69ポイントを獲得した点を強調した。

「試合終了後、選手たちに感謝の意を伝えた。彼らは最高で重要なシーズンを見せてくれた。(最終節が行われる)ウディネでは、誇りをもって幕を閉じられるようにしなければならない。このようなシーズンは、誰も遭遇しないよう願うほどだ」

「困難がある中で、ポイントを与えたり、奪ったりするなんてね。今夜は何も言うことはない。試合では、できる限りのことをした。とにかく異例のシーズンだった。それは誰の目にも明らかだろう。順位表を見て、『ユヴェントスにとって失敗のシーズンだった』なんて言われるかもしれないが、我々は受け入れない。ユーヴェはあらゆる困難がある中で69ポイントを獲得したんだ」

「本当に異例のシーズンであっただけに、選手たちには、感謝している。簡単ではなかったはずだが、これだけのことをやってくれた。他のチームであったら、69ポイントを獲得することはできず、50ポイント止まりだったはずだ。だからこそ、この成績を誇りに思うべきだ。ピッチ内で起きたことだけを評価すれば、まだUCL圏内のはずだった」

ユーヴェの今季はセビージャで終わった

ユヴェントスは、UEFAヨーロッパリーグ(UEL)準決勝の第2戦でセビージャに敗れてベスト4敗退となって以降、公式戦3連敗を喫することになったが、アッレグリはミラン戦のパフォーマンスを分析した。

「エネルギーが尽きた。こんな言い方はひどいかもしれないが、残念ながら我々のシーズンはセビージャで終わった。メンタル面のエネルギーが重要だが、それが尽きてしまった。今夜は前半に2、3回チャンスを作り出したが、エリア付近で冷静さを欠いてしまった。それからクロスの際にマークのミスがあり、ジルーに素晴らしいゴールを決められてしまった。だが、あれは回避できるものだった」

また、ユーヴェ指揮官は、ピッチ外の荒波に揉まれた一方で、ファビオ・ミレッティやニコロ・ファジョーリら若手が台頭した今シーズンを振り返った。

「良い仕事ができたと思っている。今年は若手5人がプレーしたが、クラブにとって宝であり、好材料と言えるだろう。私はここへ戻ってきた時、優勝するのが難しいことは分かっていた。優勝を目指していたのなら、別の場所へ行っていたはずだ」

「カルチョは今シーズン、我々から多くを奪ったが、ここから強くなって抜け出せるはずだ。我々に与えられたペナルティのおかげで、他のチームがUCLへ行くことは、誰の目にも明らかだ。ユーヴェは重要なサイクルを築いた後、3年間にわたって優勝できていない。そして今年はあらゆることが起きた。だが、最高の形でシーズンを終えたい」

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