レアル・ソシエダ対レアル・マドリード
今節最注目のカードは、4位のソシエダが2位のレアル・マドリードをホームに迎える一戦だ。ソシエダの日本代表MF久保建英にとっては、トップデビューこそできなかったものの昨季まで在籍していた古巣との対戦となる。
ソシエダは前節、敵地でオサスナと対戦した。6分に相手OGで先制すると、63分に2戦ぶりベンチスタートとなっていた久保が出場。するとその久保がアディショナルタイム、ボックス右からDFを股を抜く左足シュートを決めて、2-0の勝利に貢献した。今季7ゴール目を挙げた久保は試合後、「『今日はお前の日になる』と言われていた」と監督に感謝し、「僕たちにはCLを夢見る権利がある」とTOP4フィニッシュに向けて意気込み。先発復帰が見込まれる古巣戦で、連続弾など引き続きのハイパフォーマンスを期待したい。
一方のレアル・マドリードは前節、アルメリアとのホーム戦をカリム・ベンゼマのハットトリックとロドリゴの得点により、4-2で勝利。前々節の黒星から白星を取り戻した。首位バルセロナとの勝ち点差は11ポイントと逆転は非常に厳しい状況だが、最後まで可能性を残すためにも今回のアウェー戦では勝利必須。今後にコパ・デル・レイ決勝、チャンピオンズリーグ準決勝を控える中でカルロ・アンチェロッティ監督のマネジメントにも注目だ。
バルセロナ対オサスナ
バルセロナは前節、ホームにベティスを迎えた。前々節のラージョ戦を1-2で落としてしまったチームだがベティス戦ではハイパフォーマンスを披露。アンドレアス・クリステンセン、ロベルト・レヴァンドフスキ、ハフィーニャ、そして相手OGにより、4-0の完勝を収めた。カップ戦は既に敗退しているため、2018-19シーズン以来4年ぶりのラ・リーガ制覇へ集中力を維持し、9位のオサスナを確実に退けたいところ。ベンゼマと2ゴール差の19ゴールを挙げてラ・リーガ得点ランキング首位に立つレヴァンドフスキも得点王獲得へ、3試合連続弾を積極的に狙っていくはずだ。
そのほかの試合
そのほか、ソシエダから5ポイント差で5位に位置するビジャレアルは、敵地でバレンシアと対戦。3位のアトレティコ・マドリードは、ホームでのカディス戦で3連勝を狙う。
ラ・リーガ第33節
▽5月3日（水）
2:30 バルセロナ vs オサスナ
2:30 アルメリア vs エルチェ
5:00 ソシエダ vs レアル・マドリード
▽5月4日（木）
2:30 バレンシア vs ビジャレアル
5:00 アトレティコ vs カディス
5:00 ヘタフェ vs セルタ
▽5月5日（金）
2:30 ジローナ vs マジョルカ
2:30 セビージャ vs エスパニョール
5:00 アトレティック vs ベティス
5:00 ラージョ vs バジャドリード
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