川井監督体制2年目となる鳥栖は、ここまで5勝4分6敗で12位と苦しい戦いが続いている。
ただ、ここに来て直近4試合で2勝2分。シーズン序盤は攻撃面で苦しみ複数得点がなかなか取れない時期が続いたが、直近4試合は3度の複数得点と浮上の兆しが見え始めている。川井監督も試合後、「今シーズンで一番いいフットボールができたと思います」と語り、手応えを口にした。そんな上り調子の鳥栖を徹底解剖した。
まず、林氏は鳥栖の基本システムを説明しながら、ここ数試合で攻撃時の形が変化していることを指摘。続けて川井監督のやり方として、選手にある程度のタスクを与えながらも“余白を残している”ことを説明した。
攻撃時のサイドに張るFW岩崎悠人と中に入るFW長沼洋一の左右非対称ワイド、そしてMF小野裕二の偽9番をうまく組み入れていることを解説し、攻守の要としてMF河原創の存在が大きいと見解を口にした。
「ダブルボランチでプレーしていた時は、少し気をつかってプレーしている形に見えた。ただ、逆に川井監督も一人で任せられるなと感じて、(今は)任せることができた。走る距離も長いですし、守備の時も相手陣内でボールを奪う回数がリーグ2位。基礎技術も高いのでミスも少ない。頭の良さもある選手だなと思います。川井監督の中でも相当重要な選手になっていると思います」
この試合のキーワードには「釣り出す」を挙げ、守備を固めることが想定される横浜FCに対して左右のCBを釣り出すことがポイントになるとした。一方、永井氏は横浜FCのポイントとして「どこに自分たちの奪いどころを決めて、そこに誘導できるか」と語り、前線3枚の守備誘導が鍵になると述べた。
最終的なスコアとしては「0-2」で鳥栖の勝利を予想。週末、どんな試合になるのか注目だ。
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