ミッドウィークに行われたセビージャとのUEFAヨーロッパリーグ(UEL)決勝でPK戦の末に敗れ、公式戦5戦未勝利のまま、セリエAの最終戦に臨んだローマ。来シーズンのUEL枠争いでユヴェントスが1ポイント差に迫る中、パウロ・ディバラの試合終了間際のPKなどで2-1と逆転勝利を収め、UEL圏内の6位でフィニッシュした。
ローマは、昨シーズンのUEFAヨーロッパ・カンファレンスリーグ(UECL)制覇に続く、2年連続でのヨーロッパタイトルの獲得を逃した直後だったが、ディバラはチームを支えてくれたスタディオ・オリンピコのファンに感謝した。今シーズンは、アルゼンチン代表として世界の頂点も極めたが、ローマのファンの熱狂ぶりには満足している。
「もちろん、僕らにとって難しい試合だったが、ヨーロッパの大会の出場権を懸けた試合であり、集中力を保たなければならないことはわかっていた。序盤は難しかったが、その後はみんながよく走り、奮闘したことで勝利を手にすることができた」
「ローマのファンは信じられないほどだ。決勝で敗れた後のチームを応援するのは、難しいことだと思う。だが、ファンはシーズンを通して、僕やチームを応援し続けてくれた。今日のUEL出場権獲得を祝えたことは、ファンにとってふさわしいプレゼントになった」
(C)Getty images
指揮官のジョゼ・モウリーニョは、今シーズン限りでの退任の噂も囁かれてきた。だが、そんな中、ポルトガル人指揮官はスペツィア戦終了後、「私はここに残る」との意向を示したが、ディバラも「ジョゼ・モウリーニョと一緒にこれからも長く、ここにいたいか?」との質問を投げかけられると、自身の去就について言及した。
「いまはこの瞬間を満喫するべきだろう。将来、何が起きるかについては、これから考えるべき時間がやってくるはずだ。僕の残留はUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場権とは関係ないって? そう、僕はローマと2年間の契約を結んでいる」
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