今夏のミラン移籍が有力視されていた日本代表MF鎌田大地(フランクフルト)だが、別のクラブに移籍する可能性も取り沙汰されている。6日、イタリアメディア『sempremilan』が報じている。
現在26歳の鎌田は、フランクフルトとの現行契約が今月6月30日をもって満了となる。去就が注目されるなか、鎌田はミラン移籍に近付いていることが各メディアで報じられてきた。
だが、ここにきて鎌田のミラン移籍が白紙に戻る可能性も出てきた模様だ。『sempremilan』は、その要因の一つとしてミランの幹部退任の動きが影響していることを指摘。6日には、イタリア紙『ラ・レプッブリカ』が「パオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)と、その右腕であるフレデリック・マッサーラ氏が事実上解任される」と伝えており、『sempremilan』は「次期TDが誰であろうと、鎌田の移籍に関する承認を待たなければならない」としている。
また、同メディアは「マルディーニとマッサーラがクラブを去るということは、2人が推し進め、まだ最終決定していない今後の業務が凍結されることを意味する」と、ミランが鎌田をはじめとする今夏の移籍案件をストップさせる可能性を示唆。実際に、ミラン入りが近いとされてきたイングランド代表MFルーベン・ロフタス=チーク(チェルシー)の代理人とミラン側の面談がキャンセルになったという。
昨季は11年ぶりにセリエA制覇を達成し、今季は16シーズンぶりにUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)で準決勝まで駒を進めたミラン。近年の躍進を支えたマルディーニTD、マッサーラ氏の退任は、鎌田の去就にも大きな影響を与えるかもしれない。
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