前半戦を終えて5勝4分け8敗で12位のFC東京は、前節・ガンバ大阪戦を1-3で落としたことでリーグ3連敗と低迷。クラブは14日、スペイン人のアルベル・プッチ・オルトネダ監督の退任を発表していた。
オーストラリア国籍のクラモフスキー氏は、2018シーズンより横浜F・マリノスのヘッドコーチを務め、トッテナムの指揮官に就任したアンジェ・ポステコグルー氏の右腕として2019シーズンにはリーグ制覇に貢献。2020シーズンは、清水エスパルスの監督に就任したが、3勝5分け17敗の17位と低迷し、シーズン途中に契約解除された。2021シーズン途中にモンテディオ山形の指揮官に就任し、J1参入プレーオフ圏の6位に入った2年目の昨季は、J1昇格に迫ったが、2回戦で敗れ、あと一歩のところで届かず。そして山形での3シーズン目となった今季は、開幕連勝スタートを切ったが、その後に5連敗を喫し、開幕7試合目で契約解除されていた。
なお、6月20日の練習からチームに合流する予定で、遠藤洋氏が通訳に就任することも併せて発表している。
クラブの公式サイトでは以下のように意気込みを語っている。
「はじめに、特別なフットボールクラブの監督に就任することを光栄に、かつ誇りに思い、興奮しています。クラブの夢見る場所へ行くためには、多くのことを行わなければなりません。選手、スタッフ、そしてクラブに関わる全てのみなさまとともにハードワークし、その場所へ早く届くように全力を尽くしてまいります。
ファン・サポーターのみなさまとの約束は、誰もが恐れるようなチームとなるため、全ての局面におけるプレー精度を磨き上げ、毎試合”東京が熱狂”に包まれるように戦うことです。選手たちは特別なことを達成するための、強いメンタリティを持っています。
そして、我々にはスタジアムで魔法のような最高の雰囲気を作り出し、ともに歩んでくれる素晴らしいファン・サポーターがいます。これからも選手たちに熱い声援を送ってください、そして我々は常に情熱を持って戦い続けます。ともに夢を叶え、そしてクラブを成功へと導きましょう。
”我々に恐れるものは何もない”」
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