18日、ルヴァンカップ、J2、J3が各地で行われた。
グループステージ最終節を迎えたルヴァンカップは、プライムステージ進出チームが出揃った。
すでにプライムステージ進出を決めていたAグループの横浜F・マリノスとCグループの名古屋グランパスは、最終節も白星を飾り、それぞれグループ首位で終えた。
最後まで大混戦となったのがBグループだ。勝った方が自力で首位が決まる清水エスパルスと浦和レッズの一戦がドローで決着。一方で2点差を覆した川崎フロンターレが90+4分のFW遠野大弥の劇的なゴールが生まれ、湘南ベルマーレを下したことで最終的に3チームが勝ち点「8」で並んだが、最終的には当該対決の成績で上回った浦和が首位での突破を決めた。
2チームが最終的に勝ち点で並んだEグループも、FC東京が京都サンガF.C.を下し、ガンバ大阪が大阪ダービーを制したことで両者が勝ち点「10」で並んだが、直接対決の成績によってG大阪が首位で終えている。
Dグループは、上位2チームのアビスパ福岡と鹿島アントラーズが順当に勝利したため、順位の変動はないまま福岡が首位をキープした。
また各グループの2位チームのうち、上位3チームに与えられるプライムステージへの切符を掴んだのは、グループステージを勝ち点「10」で終えた北海道コンサドーレ札幌、鹿島、FC東京に決定。清水と前回王者のサンフレッチェ広島は惜しくも勝ち点で届かず、グループステージでの敗退が決まった。
4試合が行われたJ2。首位に立つFC町田ゼルビアは、栃木SCに先制点を許してビハインドの展開が続いたが、78分にFWエリキのゴールで追いつき、勝ち点1を獲得。東京ヴェルディもザスパクサツ群馬に先制を許したが、前半のうちに逆転に成功し、リードで終えたが、後半立ち上がりに失点を許し、勝ち点1を分け合うこととなった。その他、レノファ山口FCがベガルタ仙台を下し、フアン・エスナイデル新体制での初白星を飾った一方で、ジェフユナイテッド千葉とスコアレスドローで終わったいわきFCは、田村雄三新監督の初陣を勝利で飾ることができなかった。
5試合が行われたJ3。AC長野パルセイロと鹿児島ユナイテッドFCの”上位対決”は、試合終盤の89分にMF木村祐志のゴールで土壇場で勝ち越した鹿児島が勝ち点3を獲得し、2位を死守。また連勝同士のFC大阪とFC琉球の一戦は、FC大阪が3ゴールを奪い、連勝を伸ばせば、FC岐阜も途中出場のFW田口裕也が値千金の決勝点でSC相模原を下し、リーグ戦5試合負けなしと好調を維持した。その他、アスルクラロ沼津と福島ユナイテッドFCもそれぞれ3ゴールを奪い、白星を手にしている。
■6月18日開催 結果
・ルヴァンカップGS第6節:
■Aグループ:
札幌 2-3 磐田
横浜FM 6-1 鳥栖
■Bグループ:
湘南 2-3 川崎F
清水 1-1 浦和
■Cグループ:
名古屋 2-1 広島
神戸 1-3 横浜FC
■Dグループ:
鹿島 2-0 新潟
柏 0-1 福岡
■Eグループ:
京都 1-3 FC東京
C大阪 0-1 G大阪
・J2第21節:
山口 2-0 仙台
いわき 0-0 千葉
栃木 1-1 町田
東京V 2-2 群馬
・J3第14節:
八戸 0-3 福島
長野 1-2 鹿児島
沼津 3-1 YS横浜
FC大阪 3-0 琉球
岐阜 2-1 相模原
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