サンフレッチェ広島は22日、2021シーズンまで同クラブに所属していたMF清水航平の現役引退をクラブ公式サイトで発表した。
現在34歳の清水は、福岡県宗像市出身。東海大学付属第五高等学校卒業後の2008年に広島へと入団した。加入初年度は、J2リーグ（現・明治安田生命J2リーグ）で4試合に出場して1得点をマーク。2012年には大幅に出場機会を伸ばし、J1リーグ24試合で4得点をマークした。同年は、Jリーグヤマザキナビスコカップ（現・JリーグYBCルヴァンカップ〔ルヴァン杯〕）でも5試合に出場して1得点、天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会〔天皇杯〕では1試合に出場した。
2017シーズンは、清水エスパルスに期限付き移籍で加入。2018年4月に同クラブへ完全移籍した後、7月にヴァンフォーレ甲府へと期限付き移籍した。2019シーズンより広島に復帰すると、2021シーズンまで在籍した。
広島のクラブ公式サイトには、次のように清水のコメントが掲載されている。
「このたび、遅くなりましたが、引退をすることに決めました」
「今まで、Jリーグで優勝できて、喜びをチームメート、ファン・サポーター、スポンサーの皆様と共感できたことが幸せでした」
「同時に負けた悔しい思いをしたときも、いつも応援してくれる、ファン・サポーターが心強かったなとあらためて感じております。ありがとうございます」
「今後の活動につきましては、後日報告させていただきます」
「広島最高！サンフレッチェ最高！ 清水航平」
清水は現役時代、J1リーグで通算155試合に出場して6得点、J2リーグでは13試合に出場して1得点をマークした。ルヴァン杯では33試合出場・3得点、天皇杯では21試合出場・1得点。
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