22日、各地でJ1、J2、J3が行われた。
8試合が開催されたJ1は、首位チームが素晴らしい試合を見せる。サンフレッチェ広島との上位対決に挑んだ横浜F・マリノスは、拮抗した展開の中で40分に相手ゴールをこじ開ける。相手陣内でボールを奪ったところからエウベルに繋げると、スピードに乗ったドリブルから右足を振り抜く。このグラウンダーのシュートがゴール左隅に決まり、横浜FMが先制に成功した。
後半は広島に圧力をかけられる時間こそあったものの、集中した守備で対応。終盤のチャンスは相手GKの好セーブやクロスバーに弾かれて追加点とはならなかったが、そのまま試合を進めて1-0でタイムアップ。横浜FMは連勝を『5』に伸ばして首位を堅持した。
そんな横浜FMを追う2位の名古屋グランパスは、敵地でクラモフスキー監督の初陣となったFC東京と対戦。序盤からFC東京のハイプレスをかわしながら攻撃を仕掛けていくが、なかなかチャンスを作り切れないと、前半18分にうまくボールを動かされたところから、最後は浮き球のパスを受けたディエゴ・オリヴェイラに決められ、先手を奪われてしまった。
そのほか、北海道コンサドーレ札幌に快勝したセレッソ大阪が4位に浮上。鹿島アントラーズに競り勝ったガンバ大阪は4連勝で14位へと順位を上げ、サガン鳥栖に0-6で敗れた湘南ベルマーレが最下位に転落した。
J2は8試合が開催された。首位のFC町田ゼルビア、2位の大分トリニータが引き分けで終えた中、3位の東京ヴェルディは好調のモンテディオ山形に対し、MF齋藤功佑とFW山田剛綺のゴールで2-0の勝利。上位との勝ち点差を縮めることに成功した。
また、ブラウブリッツ秋田に勝利した藤枝MYFCは8位、ヴァンフォーレ甲府と引き分けたファジアーノ岡山が10位に暫定的ながら順位を上げている。
J3は9試合が開催。首位のカターレ富山がヴァンラーレ八戸に勝利した中、愛媛FCがFC相模原を破って2位に浮上。鹿児島ユナイテッドは、ガイナーレ鳥取に敗れて3位に後退した。
■6月24日開催 結果
・J1第18節
札幌 1-4 C大阪
柏 0-0 新潟
FC東京 2-0 名古屋
湘南 0-6 鳥栖
京都 2-1 横浜FC
G大阪 2-1 鹿島
広島 0-1 横浜FM
浦和 1-1 川崎F
・J2第22節：
秋田 1-3 藤枝
水戸 1-1 町田
栃木 0-0 山口
大宮 1-5 いわき
甲府 0-0 岡山
山形 0-2 東京V
千葉 1-1 大分
長崎 5-1 金沢
・J3第15節：
奈良 0-2 沼津
岩手 1-0 松本
富山 2-1 八戸
愛媛 2-1 相模原
今治 2-0 讃岐
北九州 1-1 長野
琉球 0-3 宮崎
福島 0-2 岐阜
鹿児島 0-1 鳥取
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