2週間の代表ウィークを終えて再開したJ1リーグは後半戦に突入。幸先良いスタートを切ったチームと、そうではないチームの明暗が分かれる格好となった。
暫定ながら首位ターンに成功した横浜F・マリノスは、前半の勢いを後半戦の初戦でもしっかりと繋げた。
4バックの奇策に出た広島が硬い守備を見せれば、横浜FMもいつも通りのアタッキングフットボールを披露し、ゴールへの迫力を見せていく。そういった拮抗した展開を40分、FWエウベルが個人技でゴールをこじ開け、横浜FMが均衡を破った。
お互いによりダイナミックな展開が増えた後半は、攻守で前がかりになった広島に対し、横浜FMはFW植中朝日やFW宮市亮、MF水沼宏太といった途中出場の選手を起点にカウンターからゴールに迫る。代表帰りのGK大迫敬介の好セーブもあって追加点こそ生まれなかったが、このリードを逃げ切った横浜FMが連勝を「5」に伸ばし、首位を堅持した。
1試合未消化試合を残すヴィッセル神戸も前半はアビスパ福岡にペースを握られたものの、22分には相手のパスミスをキッカケにFW大迫勇也がゴールを沈めると、後半には60分、87分とFW武藤嘉紀の2ゴールで突き放し、終わってみれば3-0と快勝。前節の敗戦を引きずらず、後半戦最初のゲームでも白星でリスタートを切った。
名古屋グランパスは、ピーター・クラモフスキー新監督の初陣となったFC東京と対戦。新生・トーキョーが立ち上がりから切り替えや球際といった部分でハードワークを見せ、18分にはFWディエゴ・オリヴェイラのゴールで先制すると、80分には再びディエゴ・オリヴェイラの追加点で勝負あり。名古屋は連勝が「4」で止まった一方で、FC東京は連敗を「3」で食い止め、最高の形で再出発を切った。
その他、上位勢では北海道コンサドーレ札幌を4ゴールで下したセレッソ大阪が連勝で上位争いへ食らいつき、川崎フロンターレとドローに終わった浦和レッズは、3試合連続ドローとなった。
下位争いでは、ガンバ大阪がDF黒川圭介とMFダワンのゴールで前半のうちに2点のリードを奪い、試合終盤に鹿島アントラーズに1点を返されたものの、4連勝を達成し、京都サンガF.C.は横浜FCとの直接対決を制し、連勝を飾っている。その一方で柏レイソルとアルビレックス新潟はスコアレスドローで互いに勝ちなしから抜け出せず、最下位に沈む湘南ベルマーレは、MF小野裕二のハットトリックの活躍もあってサガン鳥栖に6失点と大敗を喫し、苦しい時期が続いている。
■J1リーグ第18節 結果
札幌 1-4 C大阪
柏 0-0 新潟
FC東京 2-0 名古屋
湘南 0-6 鳥栖
京都 2-1 横浜FC
G大阪 2-1 鹿島
広島 0-1 横浜FM
浦和 1-1 川崎F
福岡 0-3 神戸
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