28日、J1、J2の延期試合が行われた。
AFCチャンピオンズリーグの決勝戦の日程の影響で延期となっていた浦和レッズと湘南ベルマーレの一戦は、浦和が嫌な流れを払拭する快勝を飾った。
リーグ戦での直近3試合は、複数得点を奪えずにドローが続いていた浦和が立ち上がりからチャンスを作ると、20分にはMF岩尾憲のロングフィードを完璧なトラップで相手を置き去りにしたDF大畑歩夢のクロスをFW興梠慎三が決め切り、前半をリードで終える。
だが、湘南も53分、DF杉岡大暉のクロスをニアでFW大橋祐紀が頭で合わせ、後半立ち上がりにスコアを振り出しに戻した。
それでも61分には、MF関根貴大がドリブルでペナルティエリアに侵入し、右足を振り抜いたシュートが決まって再び勝ち越すと、その4分後にはMF大久保智明の折り返したボールを関根が再び沈めて2点差に広げる。
そして後半アディショナルタイムには、途中出場のFWホセ・カンテがダメ押しとなる4点目を決めた浦和がリーグ戦では4試合ぶりの勝利で4位に浮上。一方のリーグ戦3連敗となった湘南は、最下位から抜け出すことはできなかった。
J2では、JリーグYBCルヴァンカップの日程の関係で延期となっていた第21節の2カードが行われた。
ジュビロ磐田とヴァンフォーレ甲府の勝ち点で並ぶ上位対決は、前半から磐田がボールを支配しながら優位に進めていくが、32分に自陣でのビルドアップのミスからボールを奪われ、MF林田滉也のゴールで先制した甲府がリードして前半を終えた。
それでも後半立ち上がりにMF大森晃太郎の浮き球のパスをFWファビアン・ゴンザレスが諦めずに追いかけ、甲府のGKとDFがもつれたところを奪って無人のゴールに流し込み、同点に追いつく。
だが、その後も磐田が優位に進めながらもブロックを固めた甲府を崩し切れず、このまま勝ち点1を分け合う結果に終わった。
もう一つの清水エスパルスとブラウブリッツ秋田の一戦は、MF乾貴士を出場停止で欠く清水が強固な守備ブロックを敷く秋田を崩せない時間が続く。
すると後半開始早々の49分、ロングスローの流れからペナルティエリア内でFW齋藤恵太が粘って、DFと入れ替わって右足で放ったシュートがGKの手をかすめてゴールに吸い込まれ、秋田が先制点を奪った。
このゴールを逃げ切った秋田が7試合ぶりの勝利を飾った。一方で清水は、秋葉忠宏監督就任以降、無敗をキープしていたホームで痛恨の黒星となった。
■6月28日開催 結果
・J1第12節:
浦和 4-1 湘南
・J2第21節:
清水 0-1 秋田
磐田 1-1 甲府
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