浦和レッズ 対 湘南ベルマーレ の見どころ
6月最後のミッドウィーク、埼玉スタジアムで激突するのは浦和レッズと湘南ベルマーレ。浦和がAFCチャンピオンズリーグ決勝に進出した影響で順延になっていた“前半戦ラストゲーム”が開催される。両者ともにここで勝点3を積み上げ、後半戦の戦いにつなげたい思いに変わりはないだろう。白熱のナイトゲームが期待される。
ホームの浦和は、勝点30で5位に付けており、ここで3ポイントを積み上げられれば4位に浮上し、首位・横浜F・マリノスとの差も『6』にまで縮められる。優勝争いに絡んでいくためには何としてでも勝利が欲しい一戦となる。
ここ最近、5月上旬にクラブ史上3度目のアジア制覇を成し遂げた以降のリーグ戦の成績を振り返ると、決勝直後の第10節・サガン鳥栖戦(0●2)こそ落としたが、そこから現在に至るまで3勝4分と7戦負けなし。理想的と言わないまでも悪くないペースで勝点を積み上げている。
やはり、その戦いぶりを支えるのは堅守であり7試合の内4試合が無失点で喫した失点はわずかに『3』。複数失点のゲームはない。アジアの舞台でも証明した堅守はJリーグでも屈指である。だからこそ、勝ちために必要なのは得点で攻撃の改善、得点力のアップであり、後半戦のカギとなりそうである。
その仕上げ役を担うのは興梠慎三だ。ここまでリーグ戦全試合でピッチに立つベテランストライカーの得点数が伸びてくれば、同時にチームの順位も上がっていくに間違いない。シーズン半分17試合を終え3得点に留まっている興梠に5試合ぶりのゴールが飛び出せば、自ずと勝利は見えてくるだろう。
アウェイの湘南は、苦しい時間が長く続く。4月1日の第6節・ガンバ大阪戦(4〇1)で勝利して以降、11試合勝ちなしで、24日の前節・サガン鳥栖戦は0-6と大敗。ついに順位も最下位まで転落した。
気になるのは失点の多さであり、開幕からここまで無失点で終えた試合はなし。さらに、11戦勝ちなしのゲーム内容を見ると、第16節・アルビレックス新潟戦(2△2)を除いては先制点を許してしまっており、常に追いかける展開を強いられてしまっている。
何とかこの流れをストップさせたい今節であるが、先に取られないことも重要ながら、先に取りに行く姿勢も忘れてはならない。このチームの本来の良さは攻守両面でのアグレッシブさであり、先制点を奪えればその勢いはより加速するはず。ケガが治り、前々節・鹿島アントラーズ戦から再び先発に名を連ねる大橋祐紀には期待。今季の開幕戦で衝撃的なハットトリックをマークした点取り屋が沈むチームを蘇らせたい。
第12節
日時 | 対戦カード | スタジアム | 配信・放送予定 |
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6月28日(水) 19:30 | 浦和レッズ vs 湘南ベルマーレ | 埼玉 | DAZN テレ玉 |
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