今夏、ミラン移籍へ向けて合意報道が伝えられていた鎌田大地。だが、クラブの強化担当が入れ替わって以降、契約サインへ進展はないまま、ミランは2つしかないEU圏外選手枠を使ってルーベン・ロフタス=チークらの獲得を優先し、日本代表MFの移籍話は“凍結状態”となっていた。
そんな中、イタリア紙『Tuttosport』はフリーで獲得な鎌田に対して、ユヴェントスからの関心を報道。『DAZN(ダゾーン)イタリア』は公式ツイッター上でインテルやローマによる問い合わせを伝えるなど、元フランクフルトMFに関してセリエAの他のビッグクラブ移籍の可能性も浮上した。
『Corriere dello Sport』は5日、ジョゼ・モウリーニョ率いるローマの動向を伝えている。ローマは今夏、下部組織出身のイタリア代表MFダヴィデ・フラッテージの再獲得を検討していたが、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)に出場するインテルとの争奪戦で敗北。サッスオーロMFを逃したことで、「カマダの獲得を強く検討した」とみられる。
だが、イタリア紙によれば、ローマにおいて「トップ下のポジションはすでにカバーされていて選手が多すぎるため、現時点でスタンバイ状態にした」模様で、日本代表MFの獲得案を保留し、すでに「他の名前を検討している」とみられる。『Gazzetta dello Sport』も同様に5日、「クラブはいまのところ、フランクフルトを退団したカマダへの関心を否定している」と綴った。
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