先月末でフランクフルトを退団し、ミラノ行きの可能性が囁かれた鎌田。だが、ミランのフロントの交代の影響などによって移籍話は流れ、依然として新天地が決まっていない。セリエA王者ナポリや、久保建英が所属するレアル・ソシエダなどからの関心が伝えられる中、イタリア紙『Corriere dello Sport』は16日、ジョゼ・モウリーニョ率いるローマの獲得候補に鎌田がリストアップされている状況を伝えている。
ローマは今夏、鎌田のトップ下としての獲得を検討した末に見送ったが、インサイドハーフの補強として1週間ほど前から鎌田を「お気に入り」としてリストアップ。バイエルン・ミュンヘンに所属するオーストリア代表MFマルセル・ザビッツァーの代替候補の1人として関心を寄せ続けている。
イタリア紙は「日本人選手のカマダはフリーであり、評価されている」と指摘。だが「ローマの求めるMFのプロフィールとは異なり、攻撃的過ぎる」として、本命候補から外れている理由を述べた。
またイタリア紙は、リュディ・ガルシアの下で再出発するセリエA王者ナポリの補強を巡り、セルティックの旗手の名前を伝えている。
ナポリは今夏、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長の意向により、日本人選手の獲得を計画。これまでに久保や板倉滉、鎌田や伊藤洋輝らが候補に浮上したが、獲得を実現できていない。そんな中、中盤の補強候補として旗手が浮上。「セルティックの日本人選手である25歳のレオ・ハタテが提案された」と綴り、ナポリに対して獲得を打診する動きがあったことを報じた。
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