2023-24シーズンのベルギーリーグ第1節が日本時間7月29日から31日にかけて開催される。
■アントワープvsセルクル・ブルッヘ
昨季、劇的な形で優勝を果たしたアントワープ。開幕戦では上田綺世擁するセルクル・ブルッヘと対戦する。上田は昨季、37試合で20ゴールを記録。海外挑戦1年目にして得点ランキング2位に食い込み、大きなインパクトを残した。今夏、フェイエノールトへの移籍の可能性が伝えられるが、ベルギーリーグ開幕時点ではセルクル・ブルッヘでプレーすることとなりそうだ。今夏のステップアップを果たすためにも、王者を相手取ってもベルギーリーグでは物足りないという活躍を見せつけてほしいところだ。
■クルブ・ブルッヘvsメヘレン
昨季、シーズン終盤にトップチームで爪痕を残した本間至恩はクルブ・ブルッヘでより存在感を高めたいところ。ベルギーでの1年目について「ベルギーではフィジカルの強さなどを感じ、難しい部分もありました」と課題を語った本間。新シーズンについてはトップチームで出場することと語り、地に足のついた印象だ。もっとも、昨季終盤のようなパフォーマンスを見せられれば、トップチーム定着はもちろん、スタメン奪取も見えてくるはず。名門クルブ・ブルッヘでさらに高みへ上り詰めたい。
■シント＝トロイデンvsスタンダール・リエージュ
シント＝トロイデンはすでにシュミット・ダニエル、橋岡大樹が在籍しているが、新たに伊藤涼太郎、小川諒也、山本理仁が加入。中でも存在感を発揮しているのが完全移籍で加わった伊藤涼太郎。プレシーズンマッチで2試合連続ゴールを挙げ、トルステン・フィンク監督の評価も上々。「違いを作れる選手」と語っており、チームの主軸に据えるとみられている。
一方、スタンダール・リエージュにはウォルヴァーハンプトンから川辺駿が完全移籍で加入。スイスで9ゴール6アシストと躍動しただけに即戦力として期待が集まる。プレミアリーグには届かなかったが、ベルギーでさらに飛躍を遂げるか。
ベルギーリーグ第1節 ※日本時間
▽7月29日（土）
ユニオン vs アンデルレヒト(3:45)
オイペン vs ウェステルロー(23:00)
▽7月30日（日）
シャルルロワ vs ルーヴェン(1:15)
モレンベーク vs ヘンク(3:45)
アントワープ vs セルクル・ブルッヘ(20:30)
ヘント vs コルトレイク(23:00)
▽7月31日（月）
クルブ・ブルッヘ vs メヘレン(1:30)
シント＝トロイデン vs スタンダール・リエージュ(2:15)
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