2021年1月にチェルシーから加入し、ミランで3シーズン目を迎えるトモリ。ステファノ・ピオリ指揮下の守備のリーダーとして活躍するイギリス人DFが、28日に行われるユヴェントスとの親善試合へ向けて、記者会見に出席した。
ミランは、米国ツアー初戦となった24日のレアル・マドリード戦で2-3と逆転負けを喫したが、25分に先制点をマークしたトモリは、マッシミリアーノ・アッレグリのチームとの次戦へ意欲を見せた。
「レアル戦では負けてしまったが、前半のように良い部分もあった。良いテストになったと思う。こうした試合では、ミスを今後の成長につなげることができる。良いところは活かし、悪かったところから学ぶべきなんだ」
「親善試合であっても、公式戦であっても、僕らはすべての試合に勝ちたいと思っている。明日は、自分たちが何者であるかを示すつもりだ。まだ、高いレベルまで到達できていないが、近いところまで来ている。もうすぐリーグ戦も始まるので、準備を整えておかなければならない」
「明日はミラン対ユヴェントスであり、タフな試合になるだろう。僕らは当然勝ちたい。ユーヴェは常にリーグ戦で上位につけているチームだが、僕が来てからミランはユーヴェを相手に良いプレーをしてきたと思うし、僕自身も2ゴールを挙げている。明日もまた決められるよう願っている。高いレベルのパフォーマンスを見せたい」
ミランは今夏、中盤の要だったサンドロ・トナーリを売却した一方、トモリの古巣チェルシーからルーベン・ロフタス=チークやクリスティアン・プリシッチを獲得するなど、大型補強を進めている。トモリは、米国代表MFら新戦力に言及した。
「プリシッチのことは、チェルシー時代から知っている。かなり話をしたよ。セリエAが本当に難しいことも伝えた。戦術面や細部がかなり難しいんだ。それでもプリシッチはチームと上手くやっているので、一緒に素晴らしいシーズンを過ごせるよう願っている」
「ピッチにいると、僕らが強豪であると感じるよ。だが、すぐに強くなり、全員が連携してプレーするのは難しく、改善するべき点はある。それでも自分たちが強いという実感はある。新戦力が加わってより強くなっただけに、今年はスクデットを奪還したい」
さらにミランDFは、今夏から背番号10番を背負うポルトガル代表FWラファエウ・レオンに言及。「選手全員が成長したように感じるが、ラファは大人になりつつある。彼の成熟をそばで見ることができてうれしく思う。ピッチで彼のメンタリティを示してくれるよう願っている」と語った。
放送・配信予定
- ユヴェントス vs ミラン
- 配信:DAZN
- キックオフ:2023年7月28日(金)日本時間11:30
- 解説:細江克弥 実況:永田実
- 会場:ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク
- ミラン vs バルセロナ
- 配信:DAZN
- キックオフ:2023年8月2日(水)日本時間12:00
- 解説:中山淳 実況:倉敷保雄
- 会場:アレジアント・スタジアム
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