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ユーヴェに敗れ米国ツアー2連敗のミラン、ピオリ「後戻りしたわけではない」指揮官は新戦力に満足 | セリエA

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ユーヴェに敗れ米国ツアー2連敗のミラン、ピオリ「後戻りしたわけではない」指揮官は新戦力に満足 | セリエAGetty
【欧州・海外サッカーニュース】ミランのステファノ・ピオリ監督が、28日の親善試合ユヴェントス対ミランを終えて、記者会見の席で試合を振り返った。

24日に行われた米国ツアーの初戦でレアル・マドリードに2-3と逆転負けを喫したミランは28日、ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークでユヴェントスと対戦。マリック・チャウやオリヴィエ・ジルーの得点で2度にわたってリードしたが、2-2と追いつかれてPK戦の末に敗れた。

米国ツアー2連敗となったミランの指揮官ピオリがチームのパフォーマンスを分析した。

「レアル戦と比較して1歩後戻りしたわけではない。今日の試合からプレーを始めた選手は、まだ7日間しかトレーニングを積んでいない。ビルドアップに関して、相手が許すだろうスペースを読みつつ、試合の主導権を握れるように変化をつけられるようにしたい」

続いてピオリは、新戦力の米国代表MFクリスティアン・プリシッチや、ミランが2000万ユーロ(約31億円)+ボーナス800万ユーロ(約12億円)を投じて獲得したナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼらに見解を示した。

「プリシッチは、一緒にトレーニングを開始してからまだ2週間だが、フィジカルコンディションは良くなってきている。右サイドでも左サイドでもトップ下でもプレーでき、賢くてクオリティのある選手だ」

「(ルーベン)ロフタス=チークとプリシッチは、数日前から一緒に練習を始めたばかりだが、2人の特徴は上手くかみ合っているように思う。2人の動きには満足している。2人とも成熟した選手だが、リーグや対戦相手、チームメートが変わるだけに適応には時間が必要だ」

「チュクウェゼについては、彼のような特徴を持った選手を探していた。スピードと技術があり、1対1に強くて縦への攻撃ができる。完成されたウィンガーのように見えるが、指導を始めるまでは何とも言えない。このチームには、左サイドで非常に強い(ラファエウ)レオンと右サイドで非常に強いチュクウェゼがいて、どこでも上手くプレーできるプリシッチもいる」

来月2日には、米国ツアーの最終戦となるバルセロナとの対戦を迎える。ミラン指揮官は意気込みを示した。

「リーグ戦へ向けてコンディションを整えるうえで、これらの試合は重要だ。次戦は非常に難しいはずだが、毎試合で何らかのヒントを得ることができる。開幕戦へ可能な限り最高の状態で臨めるよう願っている」

放送・配信予定

  • ミラン vs バルセロナ
  • 配信:DAZN
  • キックオフ:2023年8月2日(水)日本時間12:00
  • 解説:中山淳 実況:倉敷保雄
  • 会場:アレジアント・スタジアム

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