プレシーズンマッチ、レアル・マドリードとミランが日本時間7月24日の11:00からアメリカのローズボウルで対戦する。
レアル・マドリード（昨季成績：2位 勝点78 ｜ 24勝6分8敗 ｜ 75得点36失点）
昨季のレアル・マドリードはラ・リーガでバルセロナから10ポイント差の2位でフィニッシュ。コパ・デル・レイで優勝、チャンピオンズリーグでベスト4に終わった中、ラ・リーガの奪還と欧州での王者返り咲きを狙う新シーズンとなる。
第2次カルロ・アンチェロッティ監督体制3年目となる新シーズンに向けてはここまで、目玉補強としてドルトムントからジュード・ベリンガムを獲得したほか、トルコ代表の18歳アタッカーであるアルダ・ギュレル、ラージョで充実のシーズンを送った左サイドバックのフラン・ガルシア、そしてカリム・ベンゼマが抜けた穴埋めとしてベテランストライカーのホセルをレンタルで引き入れている。
注目選手：ジュード・ベリンガム
イングランドの未来を担う19歳のセントラルMFは今夏、1億300万ユーロ＋ボーナスと伝えられる移籍金で白い巨人の一員となった。負傷から状態の懸念は残るものの、ツアーメンバーに名を連ねた本人は「僕のプレーを生で観るチャンスだよ」と現地ファンに“宣伝”するなど意気込んでいる。チームがベリンガムの加入に伴い、システムを4-4-2に変更する可能性も伝えられる中、出場すればその役割とパフォーマンスに注目が集まる。
ミラン（昨季成績：4位 勝点70 ｜ 20勝10分け8敗 ｜ 64得点43失点）
一昨シーズンのセリエ王者であるミランは昨シーズン、リーグ戦4位フィニッシュで辛くもチャンピオンズリーグ出場権を獲得。それでも、チャンピオンズリーグでベスト4入りを果たすなど、数年前の低迷から着実に一貫性を手にして前進している。
チームはここまで、AZからセントラルMFのタイアニ・ラインデルス、チェルシーから同じくルベン・ロフタス＝チーク、そしてウインガーのクリスチャン・プリシッチらを獲得。ステファノ・ピオリ監督体制5シーズン目となる新シーズンに向けて、順調に補強ポイントの選手確保を進めている。
注目選手：クリスチャン・プリシッチ
2019年1月にドルトムントから加入したチェルシーでは、チームの混沌の中で真価を発揮しきれなかったプリシッチ。推定2000万ユーロの移籍金でミラン加入が決まった中、オフシーズンのアメリカツアーメンバーにも名を連ねた。サイドからの鋭いドリブルでの仕掛けと爆発力を武器に、ミランの攻撃を昇華させることができるか。24歳と伸び代も十分。まずは、母国アメリカでのプレシーズンで存在感を示したい。
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- キックオフ：2023年7月24日（月）日本時間11:00
- 解説：川勝良一 実況：河村太朗
- 会場：ローズボウル
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