昨シーズン限りでフランクフルトを退団し、新天地を模索していた鎌田大地。3日、ラツィオ入りへ向けてローマに到着すると、翌日にメディカルチェックを終えて4年間の正式契約を結んだ。そんな日本代表MFの動向について、イタリア紙『Corriere dello Sport』が5日、特集記事を組んで伝えた。
ラツィオ史上初の日本人選手となった鎌田は、現地で得点力を期待する「カマゴール」のニックネームで愛され、大歓迎を受けている。イタリア紙は「カマゴールが夢を見させてくれる」の見出しをつけ、「カマダがゴールを挙げる前から、すでにSNS上でカマゴールの歓喜がこだましている」と綴った。
鎌田は5日、書類手続きのためにローマをいったん離れるが、来週にも再びイタリアに戻り、マウリツィオ・サッリ率いるラツィオに合流する見込みとなっている。早ければ、13日のラティーナとの親善試合でデビューを飾る可能性が伝えられている。
またイタリア紙は、鎌田について「ローマでの最初の数日間は熱狂と愛情の渦に巻き込まれた」と描写。メディカルチェックの際も多くのファンや野次馬が待ち受け、人気者となっていたことを伝えたほか、ラツィオ指揮官が新背番号6番の「クオリティやスピード、ハイプレスやラストパスの供給力を高く評価している」とも指摘した。
そして最後に、鎌田が「ラツィオでプレーする初めての日本人選手となり、セリエAでは史上13人目となる」と紹介して締めくくっている。
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