今夏、サウジアラビアへ移籍したMFセルゲイ・ミリンコヴィッチ＝サヴィッチの後釜として、セリエAの強豪ラツィオにフリーで加入した鎌田大地。新天地で27歳の誕生日を迎えたばかりの日本代表MFに対する注目度は高まっており、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は7日、「カマダ、ミリンコヴィッチ＝サヴィッチの退団を嘆かせないためのゴール＆アシスト」との見出しで特集記事を組み、分析を行った。
まずは鎌田のプロフィールやポジションについて紹介。「トップ下の選手だが、セカンドトップやインサイドハーフでもプレーできる。利き足は右だが、両足が非常に上手く使え、対戦相手にとって読みづらいミドルシュートを武器とし、脅威となれる特徴を持っている」と指摘した。
マウリツィオ・サッリ指揮下のラツィオでは「主に4-3-3のインサイドハーフでプレーすることになるが、（マッティア）ザッカーニやフェリペ・アンデルソンが不在の時に必要に応じて高い位置でプレーすることもできる」との見通しを示した。また「昨シーズンに4回中4回成功させたPKに注目」と綴っている。
セリエAで初めての挑戦に挑む鎌田について「唯一、未知数なところは、適応時間がどのくらいかかるかということだ」とも指摘。「だが、実力的には彼のポジションにおいてトップレベルの選手になり得ると考える」と主張した。
さらに「昨シーズンに合計16得点をマークした攻撃力」に注目。「彼と似たような特徴を持った選手たちを際立たせるサッリのプレースタイルと組み合わさった時のことを考えずにはいられない」と述べた。そして「彼にはクオリティの高いパスや得点へつながるような前線への飛び出しを期待している」と綴った。
関連記事
● 【インタビュー】守備の名手ネスタ氏が持論「私は横浜でもゴールを決めた。誰だってFWをやりたい。DFはさせられるもの」トレゼゲ氏とミランやユーヴェの将来も語る ｜ セリエA
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。