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今回、取り上げたのはFC東京の野澤だ。アメリカ人の父を持つ野澤は、FC東京のアカデミー出身で2020年にトップチームへ昇格。その後、なかなか出番を得ることができず、期限付き移籍先のいわてグルージャ盛岡で経験を積み、今季からチームに復帰した。
身長193cmで空中戦のボール処理能力が高い野澤に対し、中田氏は「相手にシュートを打たれる場面でも距離感がすごくいい」と評価。「ディフェンスからしたらシュートコースを切れば止めてくれる安心感があると思う」と称賛した。
野澤は前節のセレッソ大阪戦でリーグデビューを飾り、無失点で勝利に貢献。今節の京都サンガF.C.戦でも無失点と、2試合連続でクリーンシートを達成した。
中田氏が特にプッシュしたポイントは、長身選手にもかかわらず”足がよく動き、次のプレーに備えていること”。「シュートを止めた後もすぐに起き上がり、次のプレーに備えていることがわかる」と語り、チームでも評価が高まっていることを挙げた。
これまで各カテゴリーの世代別代表を経験してきた野澤。中田氏は最後に「来年のパリ五輪での活躍を期待したい」と想いを口にしていた。
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