セビージャに所属するモロッコ代表GKヤシン・ボノが、サウジ・プロフェッショナルリーグ(サウジアラビア1部リーグ)を戦うアル・ヒラルへの移籍で合意に至った模様だ。16日、スペインメディア『Relevo』が報じている。
『Relevo』によると、セビージャとアル・ヒラルはボノの移籍について、2,100万ユーロ(約33億円)で合意に達したという。ボノはセビージャとの契約を2025年6月30日まで残しているが、今夏の移籍市場を賑わせているサウジアラビアに旅立つことになりそうだ。
また、同メディアによると、ボノはアル・ヒラルと2026年までの契約をかわし、3シーズンの間に年俸1,200万ユーロ(約18億円)を受け取ることになる模様。これにより、400万ユーロ(約6億円)と言われているボノの年俸はおよそ3倍にもなる。アル・ヒラルへの移籍が正式に決定となれば、現在32歳のボノはブラジル代表FWネイマールやポルトガル代表MFルーベン・ネヴェス、セネガル代表DFカリドゥ・クリバリらとチームメイトになる。
なお、セビージャはマンチェスター・シティとのUEFAスーパーカップを17日に控えている。セビージャのホセ・ルイス・メンディリバル監督は前日会見にて、次のように不満を口にした。
「問題なのは、チーム編成が固まっていないタイミングで大会が始まることだ。これが前提条件であり、私たちはこのような状態で決勝を戦わなければならない。こういったことに終止符が打たれないのは理解できないよ。選手が私たちと一緒にいることもあれば、ライバルと一緒にいることもあるのだから。一体どうすればいいんだ?」
一方、メンディリバル監督は「(ボノは)自分のことを話してくれた。一番エキサイティングなのはこの決勝であって、未来の契約ではないんだ。明日はプレーしたいようだし、少なくとも今回のチャンスを生かそうと思っているようだね」と、引き続きボノとコミュニケーションを取っていることも明かした。
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