20日、各地でJ1、J2、J3が行われた。
J1で唯一の日曜試合となった横浜FCとセレッソ大阪のゲームは、最少スコアで決着がついた。
立ち上がりこそ、残留を目指す横浜FCがボールを動かす姿勢を見せるなど積極性を感じたが、次第にゲームのペースはC大阪が握っていく。両サイドのカプシャーバとジョルディ・クルークスにボールを集め、サイド攻撃からゴールに迫って行った。ただ、5バックで守備組織を構築する相手をなかなか打開し切れず、前半は決定機を作れないまま折り返しを迎えたが、後半早々に先制に成功する。
右サイドでSBの毎熊晟矢がカットインして中央に展開。香川真司が左サイドへ振ると、カプシャーバが対峙したDFをスピードで振り切りクロスを入れる。ゴール前に飛び込んできたのはレオ・セアラ。背番号9が豪快なヘディングシュートで今季10ゴール目を決めた。
その後は、2度のシステム変更を使いながら、最後は5バックにして逃げ切りに成功。終盤の横浜FCの猛攻をしのいだC大阪が上位争いに踏みとどまった。一方で横浜FCは連敗となり、順位は17位のまま。依然、混戦の残留争い直に巻き込まれている。
J2は2試合が開催された。その中、残留争い直接対決となった徳島ヴォルティスとレノファ山口の一戦は、前半に徳島が大きくリードする。6分に白井永地が先制点を決めると、26分には西野太陽が追加点。理想的な展開で折り返した。後半は、山口に押し込まれる時間もあったが、無失点で逃げ切り11試合ぶりとなる貴重な勝点3をゲット。降格圏からの脱出にも成功した。
また、ザスパクサツ群馬とツエーゲン金沢のゲームは、前半31分まで行われたが、落雷の影響で中断しそのまま中止げ決定。後日、行われることとなった。
なお、J3も1試合が開催され、FC大阪と奈良クラブの“J3同期”対決は、アウェイの奈良が勝利している。
■8月20日開催 結果
・J1第24節
横浜FC 0-1 C大阪
・J2第31節
群馬 中止 金沢
徳島 2-0 山口
・J3第23節
FC大阪 0-1 奈良
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