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鎌田大地が加入のラツィオに何が起きた?伊解説陣が分析!ルカク後釜のインテルFWやミランで花開かなかった才能デ・ケーテラーレにも見解! | セリエA

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鎌田大地が加入のラツィオに何が起きた?伊解説陣が分析!ルカク後釜のインテルFWやミランで花開かなかった才能デ・ケーテラーレにも見解! | セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】日本時間20日にセリエA2023-24シーズンが開幕し、元インテル指揮官のアンドレア・ストラマッチョーニ氏ら『DAZN(ダゾーン)イタリア』の解説陣がラツィオやインテルなどに見解を示した。

日本時間21日時点でセリエAの開幕節8試合が終了し、昨シーズンの覇者ナポリのほか、インテルやユヴェントス、アタランタなどが勝利を収めた。一方、日本代表MF鎌田大地の加入で注目を集める昨シーズン2位のラツィオは、敵地でレッチェに1-2と逆転負けを喫した。

堅守のはずのラツィオに何が起きた?

そんな中、元インテル指揮官のストラマッチョーニ氏やミランOBのマッシモ・アンブロジーニ氏らが『ダゾーン・イタリア』の「Sunday Night Square」に出演。まずは終盤のわずか2分間に2失点して敗れたマウリツィオ・サッリのチームについて議論した。

昨シーズンはセリエA最強レベルの守備を誇ったラツィオ。レッチェとの開幕戦は、昨シーズンの同カードと同様に、1点のリードを覆されての敗戦となった。そこで司会者のマルコ・カッターネオ氏が「後半のラツィオに何が起きたのか?」と疑問を提示した。

指揮官のサッリは「これが4人で守ればよいと考えた時の行きつく先だ」と釈明しているが、解説陣のステファノ・ボルギ記者が持論を展開。レッチェの戦いぶりを称えつつ、再出発したサッリのチームが機能するためには、まだ時間が必要になるとの見解を示した。

「むしろレッチェに何が起きたのかを考えるべきだろう。センターフォワードがいないにもかかわらず、人数をかけて攻撃を仕掛け、何度もシュートを放って量で勝負した。足りない部分があったとしても、判断やプレーのアイディアで克服できることを証明したと言えるだろう。レッチェは勝利にふさわしい試合を見せた」

「ただ、ラツィオは1-0でリードしていた時にクロスバーを叩くシュートもあった。あれが決まっていれば、試合の行方は変わっていたかもしれない。しかしレッチェが何度もラツィオを困難に陥れていたことも事実だ」

「ラツィオについては、チームのバランスやプレーに関して、新たな解決策を見つけなければならないと言われてきた。だが、そのためには、もう少し時間がかかるかもしれない」

続いてアンブロジーニ氏も見解を示した。情熱的なサポーターが集う敵地の環境において、一定時間、集中力が低下することは起こり得るとして一定の理解を示した。

「実際、もっと強いチームであっても、今日の試合のように、熱狂的なスタジアムへ行けば、10分、15分とパフォーマンスが落ちることは起こり得ることだ。チームはそこから反発し、立て直していくものだ。だがいずれにしても、レッチェに賛辞を贈るべきだろう」

Lecce-Lazio Serie A 2023 24Getty

インテルのアルナウトヴィッチは当たり補強に?

ストラマッチョーニ氏の古巣インテルは、今シーズンから主将に任命されたラウタロ・マルティネスのドッピエッタ(1試合2得点)によりモンツァに2-0と勝利を収め、白星でスタートを切った。元指揮官は、今夏に選手を大幅に入れ替えたばかりのシモーネ・インザーギのチームに見解を示した。ロメル・ルカクの後釜としてボローニャから加入したマルコ・アルナウトヴィッチに期待を寄せている。

「インテルは安定していて非常に良い印象を受けた。落ち着いて自らの実力を把握できているチームであるように見える。先発出場した選手だけでなく、特に新加入の選手たちも良い貢献を見せたように思う。アルナウトヴィッチは機能できる選手だと考える。セリエAだけでなく、国際経験もあり、前線にある種の重みをもたらすことができる選手だと考える。インテルからは良い兆しが感じられた」

アンブロジーニ氏は、パルマ生まれの2世選手であるマルクス・テュラムに関心を示しつつ、元ボローニャFWはラウタロとの連携も期待できる選手であると主張した。

「テュラムは興味深い選手だ。だがアルナウトヴィッチも、フィジカルコンディションが良ければ、ラウタロにゴールを量産させることができる選手だと考える。パーソナリティがあるし、シュートも持っている。選手としての円熟期を迎えたように思う。アルナウトヴィッチはかなり起用されるのではないだろうか」

2023081-SerieA-Inter-Marko-Arnautovic(C)Getty Images

ミランで花開かなかった才能デ・ケーテラーレ

昨夏のミラン補強の目玉としてミラノで大きな期待を背負ったシャルレ・デ・ケーテラーレ。だが、若き逸材は才能を開花させることなく、ミランに別れを告げ、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ率いるアタランタに新天地を求めた。するとサッスオーロとの開幕戦(アタランタが2-0で勝利)において、1年越しで念願のセリエA初ゴールを記録する活躍を見せた。ミランOBのアンブロジーニ氏が見解を示した。

「彼はゴールを決める必要があった。試合を通して自身の実力を十分に示せたわけではないかもしれないが、とにかく得点を挙げる必要があったと言えるだろう。才能を開花させるうえで、心理面で最高の助けとなるだろう。それが彼にとってはめずらしいヘッド弾ではあったがね。これからは、ミランでは一度も感じることができなかったような“気楽さ”でプレーできるということは重要だ」

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