セレッソ大阪 対 名古屋グランパス の見どころ
6位・セレッソ大阪と3位・名古屋グランパスによる”上位対決”は、優勝争いへの生き残りを懸けた一戦になる。
C大阪は、リーグ再開後は右肩上がりに調子を上げてきている。初戦の第22節・FC東京戦こそ敗れているが、第23節・柏レイソルに引き分け、前節は横浜FCに勝利を飾り、今節の8月最後のリーグ戦を迎える。ただ残り10試合で首位との勝ち点差は「11」。現実的にタイトルを考えた時には首の皮一枚、繋がっているかどうかの瀬戸際といったところだろう。
ただ今節の名古屋戦を皮切り、川崎フロンターレ戦を挟んで、5位の鹿島アントラーズ、2位のヴィッセル神戸との直接対決を控えている。そういった意味でもその初戦となる名古屋との今節を勝利で終えることができれば、そこへ向かう意味でも大きな意味を持つだけにまずは、第一関門を突破したい。
注目は左サイドで推進力をもたらしているFWカピシャーバだ。前々節の柏戦ではドリブル突破から精度の高いクロスで劇的な同点弾をアシストすると、前節も同じような形からFWレオ・セアラのゴールを演出。2試合連続アシスト中のブラジル人アタッカーが本領発揮し始めている。また今季、唯一ゴールを決めた相手が名古屋でもある。その前回対戦では、その後に3失点を喫して敗れてしまったが、そのリベンジとなる今節はチームを勝利に導くゴールを期待したい。
名古屋は、サマーブレイク明けは連勝を飾り、好調を維持していたが、前節は浦和レッズとの上位対決に敗れ、リーグ戦では4試合ぶりに黒星。この結果を受けて首位に再浮上した横浜F・マリノスとは勝ち点「5」差に拡大。ここから逆転優勝を目指していくためにはシーズン初の連敗という最悪のケースは最も避けなければいけないだろう。
ただ前節の後半は浦和を圧倒し、逆の結果で終わっていても不思議ではなかった。特に後半は、MF前田直輝やFW中島大嘉、MF久保藤次郎といった今夏獲得した新戦力を次々と投入し、彼らが試合の流れを変える活躍を見せたことは好材料だろう。
また今節は、浦和戦は契約上出場できなかったFWキャスパー・ユンカーが戻ってこられるのもポジティブだ。ここまでチームトップの11ゴールをマークし、名古屋の得点源となっているのは明白。ただ夏の中断明け以降は、第23節の鹿島アントラーズ戦でアシストこそマークしているが、無得点が続いている。ここから首位浮上への勢いを強めていくためにも今節は、鯱のエースにリーグ戦での4試合ぶりゴールを期待したい。
互いに譲れない3ポイント。その歓喜を掴むのは、C大阪か、名古屋か。その結末に注目だ。
今節の対戦カード
日時 | 対戦カード | スタジアム | 配信・放送予定 |
---|---|---|---|
8月25日(金) 19:00 | 湘南ベルマーレ vs 浦和レッズ | レモンS | DAZN |
8月26日(土) 18:00 | 鹿島アントラーズ vs アルビレックス新潟 | カシマ | DAZN |
8月26日(土) 18:30 | 横浜FC vs 横浜F・マリノス | ニッパツ | DAZN |
8月26日(土) 19:00 | 柏レイソル vs サンフレッチェ広島 | 三協F柏 | DAZN |
8月26日(土) 19:00 | FC東京 vs ヴィッセル神戸 | 国立 | DAZN |
8月26日(土) 19:00 | 川崎フロンターレ vs 北海道コンサドーレ札幌 | 等々力 | DAZN NHK BS1 |
8月26日(土) 19:00 | 京都サンガF.C. vs アビスパ福岡 | サンガS | DAZN |
8月26日(土) 19:00 | セレッソ大阪 vs 名古屋グランパス | ヨドコウ | DAZN |
8月26日(土) 19:00 | サガン鳥栖 vs ガンバ大阪 | 駅スタ | DAZN |
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