現在30歳の岩渕は2007年、自身が14歳の頃に日テレ・ベレーザでトップチームデビュー。2010年にはなでしこリーグカップ決勝で決勝点を決めて大会MVPに選出されると、翌年にはリーグ3位タイ・チームトップの9得点を奪う活躍を見せ、敢闘賞とベストイレブンを受賞した。
その後はドイツのホッフェンハイムやバイエルン・ミュンヘンでプレーした後に、2017年夏から20年までINAC神戸レオネッサで活躍。その後再びイングランドへ渡って、アストン・ビラやアーセナル、今年1月にはトッテナムへ期限付き移籍したが、シーズン終了後には契約満了に伴い、アーセナルからの退団を発表していた。
なでしこジャパンとしては、2011年、15年、19年に行われた女子ワールドカップに3度出場し、東京五輪では背番号10を背負ってチームを牽引したが、今年行われた女子ワールドカップのメンバーからは落選していた。
そんな中、9月1日に自身のSNSを更新し、以下のようにメッセージを伝えている。
「この場で少しだけ伝えたい事はサッカーを通じて感じた支え、声援、叱咤、激励、共闘、景色、興奮、創造。全ての事にそして関わってくれた皆様に心から感謝しています。幸せでした!!!」と感謝の思いを伝えた上で、「サッカーが大好きでサッカーで出会った人達が大好きでなにより自分のサッカー人生が大大大好きでした。本当にありがとうございました」と思いを伝えている。
最後に「9月8日に記者会見をさせていただき自分の口からしっかりと思いを伝えさせていただけたらと思います」とし、引退の思いを明かす場を予定している。
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