スペイン代表FWラミネ・ヤマルが、所属するバルセロナでのプレーや、初招集されたスペイン代表への憧れについて語った。4日、スペインサッカー連盟(RFEF)公式サイトが伝えている。
現在16歳のヤマルは、すでにバルセロナの攻撃を牽引する存在となっている。ラ・リーガでは、第2節のカディス戦から3試合連続の先発出場。特に、オサスナ戦ではサスペンション明けのブラジル代表FWハフィーニャが先発に復帰するという予想があったなかでのスターター起用で、チャビ監督の信頼の厚さが見て取れる。「バルサでのプレーには慣れているし、落ち着いているよ」と、ヤマルに浮足立つ様子は全くない。
日頃、ヤマルはバルセロナのチームメイトであるスペイン代表DFアレックス・バルデ、同MFガビ、同MFペドリとよく会話をするという。
「バルデとはいつも話すんだけど、『楽しめ、恐れるな、頑張れ』って言われるんだ。ガビも同じで、『恐れずに行け』と言ってくれる。ペドリも、彼らと同じように僕を助けてくれるんだ」
また、9月の代表ウィークに臨むスペイン代表のメンバー発表には、世界中のフットボールファンが注目した。モロッコ人の父と赤道ギニア出身の母を持つヤマルには、自身が生を受けたスペインを含む3カ国の代表を選択する権利があった。実際に、王立モロッコサッカー連盟(FRMF)はヤマルをモロッコ代表に招集するべく、準備を進めていたことが明らかとなっている。
結果、ヤマルが選択したのはスペイン代表だった。同代表が練習を行うマドリード郊外の『ラス・ロサス』に初めて足を踏み入れた時から、ヤマルは明確な夢を抱いていたという。
「U15の頃から、ずっとスペインのためにプレーしてきた。A代表の一員になりたいという思いが揺らいだことは一度だってなかったよ。EUROやワールドカップ(W杯)で優勝することを目標にしている」
スペイン代表は、8日にトビリシでグルジア代表と、12日にグラナダでキプロス代表と対戦する。
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