現地時間9日に行われるドイツ戦。カタールワールドカップで勝利した相手との再戦とあって大きな注目が集まる。
今回はテーマに「日本サッカーは分岐点に立っているのでは」というワードを掲げてトークを展開。ポゼッション型やショートカウンター型などいろいろな論調がある中で、林氏は「クラブチームと代表は違うと思いますし、短い期間の中でチームを作るのはすごく難しい」と語りつつ、「日本代表は日本代表のスタイルでいいと思うので、そこをどう作っていくかの方が大事。日本代表のスタイルがどういうものかをはっきりさせた方がいい」と見解を明かした。
続いて佐藤氏は、今後のポイントとして「守備で言えば、一人で守れるエリアを広げること」を挙げ、ある程度、もう少し攻撃に人数をかけることを考えると、一人ひとりが守れるように走力やフィジカルといったスポーツアスリート的な能力が求められるようになると語った。この話に対して内田氏もブラジルと対戦した時に同じことを感じたと主張し、佐藤氏の意見に同調した。
戦術の向上に関しては「自分たちがボールを握った時にアタッキングサードで何ができるかが大事になってくる」と林氏は強調。「チームとしてどういうふうにポイントを作ってデザインしてゴールを奪っていくかが大事になる」と思いを口にした。
佐藤氏はドイツ戦に向けて「10回やって3回、4回勝っていける3年にしないといけない。なので、4バックでチャレンジしてどういった課題が出るかを見えた方がいいかなと思う」と語り、自陣に引いて守ってカウンターで勝利するような形よりも、敗れてもいいのでいろいろな課題が生まれるような試合にするべきだと話した。
試合についてもしっかりと分析した今回。ドイツ戦でどんなパフォーマンスを見せるか注目だ。
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