13日に行われたEURO2024予選グループA第4節で、スペイン代表とキプロス代表が対戦した。
この試合で、スペイン代表FWラミネ・ヤマルがまたしても新たな記録を打ち立てた。ヤマルは、16歳61日で同国代表史上最年少先発出場記録を更新。第5節のジョージア代表戦では最年少出場&最年少得点記録を同時更新しており、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。
スペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、6-0と大勝したキプロス戦後にインタビューへと応じ、61分までプレーしたヤマルについてコメント。その内容を、13日にスペイン紙『エル・デスマルケ』が伝えている。
デ・ラ・フエンテ監督は、ヤマルについて「すべての選手が持っているわけではない、閃きや天才性がある」と称賛。一方、弱冠16歳の少年に過度なプレッシャーを与えるべきではないという見方を示した。
「慎重にいこう。ラミネに時間と冷静さを与えなければね。謙虚で地に足をつけていれば、彼はサッカー界にとって非常に重要なことを成し遂げるだろう。謙虚さこそが、あの年齢では最も重要なことだ」
また、指揮官はトレーニング中のヤマルについて「様々なプロセスにおいて、他の誰よりもずっと速い」と、普段から“神童”ぶりを発揮していることを明かした。
「他の選手であればブロックされるような状況でも、彼は一歩先にいるんだ」
今季、所属クラブのバルセロナでも攻撃のクオリティを担保する存在となっているヤマル。その“天井知らず”の才能を手元に置いておけることに、デ・ラ・フエンテ監督も喜びを隠せない様子だった。
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