昨夏、6年ぶりにユヴェントスへ復帰したものの、度重なるフィジカルトラブルに悩まされ、リーグ戦の出場はわずか6試合にとどまっていたポグバ。しかし再起をかけて臨んだはずの今シーズン、ドーピング検査で陽性反応を示し、暫定的に出場停止処分が科された。
最短でも3~4カ月の出場停止、最悪の場合は4年間にわたる出場停止処分も想定される中、イタリア紙『Tuttosport』は、ユヴェントスは、ポグバの代役について特集記事を組んだ。ひとまず年内は、フランス代表MFがケガで不在だった昨シーズンと同様に下部組織出身の若手ニコロ・ファジョーリとファビオ・ミレッティで運用していく見通しを伝えている。
すなわち代役の座を巡る「ヴィノーヴォ育ちの逸材同士のダービー」となるが、昨シーズンは「昨年10月29日のレッチェ戦で(アレッサンドロ)デル・ピエロのようなゴールで決勝点をマークし、レギュラーの座をつかみとった」ファジョーリに軍配が上がった。
もし来年1月までにポグバの復帰が実現せず、若手のパフォーマンスにも手ごたえを感じられなければ、ユーヴェはフランス代表MFの年俸を節約する分、冬の移籍期間の投資に回して後釜の確保を目指すことになる。
イタリア紙は、クリスティアーノ・ジュントリTD(テクニカルディレクター)が今夏に獲得を検討したが、来夏へと先送りしたストラスブールの19歳ハビブ・ディアラらが補強候補になると伝えている。
ディアラのほか、リリアン・テュラム氏の息子で、マッシミリアーノ・アッレグリの好みのタイプであるニースの22歳ケフラン・テュラムや、ボルシアMGのエマニュエル・コネ、ウディネーゼのラザール・サマルジッチが挙げられている。
関連記事
● 【インタビュー】守備の名手ネスタ氏が持論「私は横浜でもゴールを決めた。誰だってFWをやりたい。DFはさせられるもの」トレゼゲ氏とミランやユーヴェの将来も語る | セリエA
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。