ガルシア新監督の下、開幕2連勝でスタートを切った昨シーズンの覇者ナポリ。しかし前節では、本拠地スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナにおいて、ラツィオ新加入のMF鎌田大地のセリエA初ゴールに屈して1-2と黒星を喫した。
来週のミッドウィークには、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)初戦も控える中、ナポリは日本時間17日、敵地でアルベルト・ジラルディーノ率いる昇格組ジェノアとの対戦に挑む。フランス人指揮官が記者会見に出席し、意気込みを語った。ガルシアは、開幕直後の3試合を振り返りつつ、ラツィオ戦からメンバーを入れ替える意向を示した。
「我々は開幕2連勝し、3試合目も失敗したわけではない。ボール支配率が高いことは最大限に活かしていくべき重要なクオリティだ。問題はシュートがほとんど枠をとらえられていないことだ。枠をとらえることは、ただシュートを打つことよりも大切だ。しかしシーズンはまだこれからだ」
「今後、22日間で7試合をこなさなければならず、まるでマラソンのようだ。良いスタートを切る必要があるだろう。昨日は、(代表戦後)夜中に移動して完全に回復していない選手がいたため、通常の練習を行うことができなかったが、ケガ人がいないことはうれしく思っている。準備ができていて出場に値する選手たちにチャンスを与えたい。明日のスタメンは、ラツィオ戦とは異なるだろう」
(C)Getty Images
ガルシアは、セリエA第2節で強豪ラツィオを破ったジェノアとの対戦へ警戒を強めた。
「ジェノアは素晴らしいチームだ。昇格組ではあるが、ラツィオを倒した偉大なクラブだ。ジェノアはスペースをあまり与えてくれない。さらにシステム変更ができるチームだ。マラッシでの試合は簡単ではない。真剣にリスペクトをもってプレーする必要があるだろう。これが最後の一戦だと思って、この試合だけに集中しなければならない。全員に対して最大限の集中力を求める」
「相手は我々を研究して臨んでくるはずだ。ジェノアの中盤の選手たちはおそらく、マンマークで守りにくるだろう。我々は1人の選手に頼るべきではない。少なくとも7人の選手がビルドアップをこなせるようであって欲しい」
昨シーズン、セリエAで12ゴール13アシストをマークして大ブレイクを果たしたフヴィチャ・クヴァラツヘリアは今シーズン、プレシーズンのケガによりスタートに出遅れた。
「クヴァラはジョージア代表で2試合に出場して、昨日戻ってきた。ジョージア代表で2試合にフル出場したことは、準備ができているということであり、我々にとって良い知らせだ。まだ得点がないことは心配していない。ラツィオ戦では運に恵まれなかった。きっとゴールを挙げることができるはずであり、アシストについても同様のことが言える」
放送・配信予定
- ジェノア vs ナポリ
- 配信:DAZN
- キックオフ:2023年9月17日(日)日本時間3:45
- 実況:福田浩大
- 会場:スタディオ・コムナーレ・ルイジ・フェッラーリス
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