前回大会王者としてACL連覇に挑む浦和レッズは、敵地で武漢三鎮(中国)とのグループステージ初戦を迎えた。
試合は10分、武漢三鎮に中央を崩されたところからミドルシュートを沈められ、開始早々にビハインドという展開からのスタートを強いられ、その後はボールを保持したものの、スコアを動かせない時間が続いた。
ただ後半から3枚替えを行うと、55分には、MF安居海渡の精度の高いクロスをFWブライアン・リンセンが頭で合わせ、試合を振り出しに戻す。
しかし、その直後に再び逆境に立たされる。自陣でのパスがずれたところから招いたピンチを何とか防いだものの、主審がオンフィールドレビューを行い、明本のタックルがファウルとなってPKの判定に。このPKをGK西川周作がコースは読んでいたものの、ゴールに吸い込まれ、再び劣勢を強いられる。
その後は浦和がより敵陣へ押し込むが、引いた相手をなかなか崩せない時間が続いたが、後半アディショナルタイムに、途中出場のFWホセ・カンテがこぼれ球を右足で強烈なシュートを沈め、土壇場で同点。終盤に何とか追いついた浦和は、敵地での難しい一戦をドローで終えている。
一方のクラブ史上初のACLに臨むJ2の甲府は、アウェイの地でメルボルン・シティ(オーストラリア)と対戦した。
直前のリーグ戦から全メンバーを入れ替えた甲府は、最終ラインの背後に抜け出したFW松本孝平のシュートが相手GKの好セーブに阻まれ、MF佐藤和弘のFKはクロスバーに嫌われるなど、ゴールこそ生まれなかったが、前半から数多くのチャンスを作っていく。
後半からFW宮崎 純真、58分にFWピーター・ウタカを投入し、さらに攻撃陣を入れ替え、最後まで勝利を貪欲に目指したが、最終的にゴールはこじ開けられず、ACLの初戦はドロー発進となった。
■9月20日開催 結果
・グループH:
メルボルンC 0-0 甲府
・グループJ:
武漢三鎮 2-2 浦和
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