レアル・ソシエダに所属する日本代表の久保建英は、インターナショナルマッチウィーク明けの初戦でレアル・マドリードとの一戦に先発すると、5分、いきなり久保が魅せる。右サイドでボールを受けた久保から中央に走り込んだアンデル・バレネチェアへの絶妙なラストパスから先制点を演出した。
このシーンを見た内田氏は、「サイドバックが(マークを)引き付けてくれた分、中央にスペースが空いたところを見逃さない久保くんは流石ですし、顔が全然下がらないもんね」と賞賛すると、安田氏も「首を振る回数もめっちゃ多い」と顔が下がらない久保のプレーを絶賛した。
このシーンが代表するように、久保はボールを持っている時にほとんどボールを見るために顔が下がらない。この一連のシーンを久保だけを追っているカメラアングルとピッチ全体を俯瞰で映しているアングルを照らし合わせた映像を紹介されると、安田氏は、映像を見た上で「めっちゃ顔上がっているな」と改めて驚愕。内田氏も「いつでも(ボールが)出せるもんね」とその凄さを語ると、安田氏も「常にニュートラルだから何でもできんねん」と同調した。
現役時代はストライカーとして活躍したハーフナー・マイク氏は、「フォーワードからしてみれば、ずっと見てくれているので、頂戴と思うタイミングでボールをくれるので、フォワードとしては最高ですよね」とフォワード目線でこのプレーの大きさを語った。
長年プレーしてきた中で久保と同じように自分が欲しいタイミングでパスを供給してくれた選手として、元日本代表の遠藤保仁や中村憲剛、駒野友一らの名前がゲストたちからは挙がっていた。
その後も久保は、レアル・マドリードを相手に、FWミケル・オヤルサバルの位置がオフサイドという判定で幻となったゴールや切れ味鋭いドリブル、正確無比なパスで数多くのチャンスを演出し、世界的なスターたちがファウルで止めるしかないほどの存在感を放った。ここからどんな活躍を見せてくれるか、今季の活躍が楽しみだ。
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