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ユヴェントス、高まる期待にアッレグリは警鐘「高揚感と熱狂に注意を払うべき。ポジティブ過ぎると…」 | セリエA

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ユヴェントス、高まる期待にアッレグリは警鐘「高揚感と熱狂に注意を払うべき。ポジティブ過ぎると…」 | セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、24日1:00(日本時間)に予定されているセリエA第5節サッスオーロ対ユヴェントス戦の前日会見に出席し、意気込みなどを語った。

前節で日本代表MF鎌田大地が所属するラツィオとのビッグマッチを3-1で制したユヴェントス。開幕から3勝1分で無敗を維持し、日本時間24日、サッスオーロとの敵地での対戦へ臨む。昨シーズンに精彩を欠いたドゥシャン・ヴラホヴィッチやフェデリコ・キエーザらが活躍を見せ、チームに対する期待が高まる中、指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリは警鐘を鳴らした。

「注意力を引き上げるべきだ。現在、あまりにも高揚しすぎているだけに、集中力を欠きかねない。私は空高く飛ぶよりも、地に足をつけたままでいる方が好きだ。とにかく高揚感と熱狂に注意を払うべきだ。明日の試合に集中しなければならない。複雑で難しい試合になるはずだが、あまりにポジティブであり過ぎると、エネルギーが低下してしまうものだ」

「サッスオーロとの対戦は、常に激しい試合になる。タフな環境でタフな相手がリベンジを目指して待っている。注意力とテクニック、フィジカルが求められるだろう。チーム力とはバランスだ。バランスがあってこそ、結果を出すことができる」

「1勝しただけでバランスを崩してはならない。ナポリやインテル、ミランのように、我々よりも戦力が上回るチームがあるだけに、奮闘していかなければならない。そしてシーズン終了後に、どこまで成長できたのかを確認したい」

2023-09-16-lazio-daichi-kamada-juventus-danilo(C)Getty images

欧州カップ戦欠場が有利に?

今シーズンは、ファイナンシャル・フェアプレー違反により出場権を獲得していたはずのUEFAカンファレンスリーグへの出場を禁止されたユヴェントス。しかしリーグ戦のライバルがUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)の試合をこなす中、セリエAに集中できるアッレグリにとって上位争いが有利となるかもしれない。

「ユヴェントスのDNAにとっての通常に戻る必要がある。すなわち可能な限り勝利し、目標へ到達しなければならない。UCLに出場しないことが、どれほど有利になるのか、不利になるのかわからない。しかし来シーズンは当然、UCLに出場する必要がある。UCLは技術面および財政面においてメリットがあるからだ」

「このチームには未来がある。若手選手がいて、多くのイタリア人選手がいる。現在、世代交代を行っている最中だが、もし今シーズン、上位4位以内に入ることができれば、ユーヴェはクラブとして、成長路線を継続していくための収入を得ることができる」

「私の指揮下でユヴェントスがUCL出場権を逃したことはない。昨シーズンも、ピッチにおいては出場権を獲得していた。このチームは、近い将来、満足感をもたらしてくれるだろう」

現在、開幕から4連勝で首位を走るインテルの試合が翌日に控える中、ユヴェントスがサッスオーロに勝利すれば、暫定首位に立つことになる。

「もしそうなれば、刺激になる。それにこのチームは、常に最大を望まなければならない。我々は正しい道を進んでいる。このまままっすぐ進めば、きっと目標に到達できるだろう。時には、美しいプレーができなくても、結果を出さなければならないこともあるはずだ」

「このチームのプレースタイルが変わったって? チームのメンバーの特徴によるものだ。経験値を失った一方、熱狂やダイナミズムを手にした。ただ、相手よりももっと走らなければならないことは自覚するべきだ。そして全員が責任感を持つべきだ。ユーヴェでプレーしているのなら、急いで成長しなければならない」

放送・配信予定

  • サッスオーロ vs ユヴェントス
  • 配信:DAZN
  • キックオフ:2023年9月24日(日)日本時間01:00
  • 実況:八塚浩
  • 会場:マペイ・スタジアム

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