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鎌田大地所属のラツィオに必要なものは?伊解説陣が見解「カマダの飛び出しやインモービレの献身プレーで…」ミランの補強効果も話題に! | セリエA

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鎌田大地所属のラツィオに必要なものは?伊解説陣が見解「カマダの飛び出しやインモービレの献身プレーで…」ミランの補強効果も話題に! | セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】セリエA第6節を終えて、首位インテルと15ポイントで並んだミランや、日本代表MF鎌田大地が所属するラツィオなどについて、元イタリア代表のチーロ・フェラーラ氏ら『DAZN(ダゾーン)イタリア』の解説陣が見解を示した。

今夏、大型補強を行ったミランは、セリエA第6節で昇格組のカリアリと対戦。新加入のルーベン・ロフタス=チークやノア・オカフォーの移籍後初ゴールなどで3-1と勝利を収めた。そんな中、『ダゾーン・イタリア』の解説陣が「Sunday Night Square」の番組内において、ステファノ・ピオリのチームに見解を示した。

夏の補強の効果が現れなかった昨シーズンとは一転、新メンバーの躍動が続くミランについて、OBのジャンパオロ・パッツィーニ氏が語った。

「ピオリが話していたように、レベルの高い重要な選手たちが加入し、控えメンバーも全員がレギュラークラスだ。そしてピッチにおいて、そのことを証明した。オカフォーやロフタス=チークの初ゴールも生まれた。ミランはリードを奪われたにもかかわらず、慌てずに落ち着いて我慢してプレーしていて、成熟したチームに見えた」

ステファノ・ボルギ記者も、ミランの補強効果に触れた。

「2人のMF、(タイアニ)ラインデルスとロフタス=チークは、すぐさま足跡を残した。“動くレジスタ”のラインデルスとフィジカルを武器とするロフタス=チークの2人がチームに変化をもたらすのは、当然と言えるだろう。(サムエル)チュクウェゼの活躍はまだかもしれないが、今年の補強はすでに結果をもたらしている」

カリアリ戦では、新戦力だけでなく、昨夏にミランに合流して以降、長らくミステリアスな存在となっていたヤシーヌ・アドリも活躍を見せた。パッツィーニ氏は、昨年10月のヴェローナ戦以来の先発を果たしたフランス人MFを称えた。

「アドリも良い試合を見せたが、長らくプレーしていなかった彼にとって、簡単ではなかったはずだ。アドリは賢くプレーしていた。長らく出場していないと、自分の力を見せつけようと頑張り過ぎてしまうところだが、彼は落ち着いてシンプルにプレーしていた。ミランのプレーの舵を取り、良い試合を見せた。彼の姿勢は気に入ったよ」

続いてボルギ記者も、ミランの中盤におけるアドリの重要性を指摘した。

「アドリは、ミランの他のMFにはないものを持っている。クオリティの高いロングパスだ。プリシッチやチュクウェゼ、オカフォー、レオンに対し、ミリ単位のロングパスが入れば、チャンスにつながるはずだ」

20230916-SerieA-Milan-Stefano-Pioli(C)Getty Images

昨シーズンのラツィオは戻ってきたのか?

一方、鎌田の所属するラツィオは、トリノ戦で2-0と勝利を収め、リーグ戦3試合ぶりの白星をつかんだ。ボルギ記者は、日本代表MFがセリエA初ゴールを記録したナポリ戦のような熱狂が、マウリツィオ・サッリのチームに必要であることなどを説いた。

「ラツィオは熱狂がなければならない。今シーズンのラツィオを代表する試合は、ナポリ戦だった。最初の30分間が経過した後、10番ルイス・アルベルトの最高のパフォーマンスやカマダのエリア内への飛び出し、(チーロ)インモービレの献身的なプレーや、両サイドのドリブル突破で熱狂が生まれ始めた」

「だが、その次のユヴェントス戦では、すぐに失点して熱狂がしぼんでしまい、苦戦した。ラツィオは少し自らを見つめ直すべきなんだ。ラツィオは、自らが美しいチームであること、昨シーズンのようなパフォーマンスを見せられるチームであることを自覚するべきなんだ」

ユヴェントスOBのチーロ・フェラーラ氏は、ラツィオがサッリ指揮下の2年目のようなパフォーマンスを示すためには、守備の安定が大切であると分析する。

「ラツィオは、チーム全体として、昨シーズンのような守備ができるようにならなければならない。サッリ指揮下の1年目も、守備面において様々な問題があったが、昨シーズンはこの点において、非常に上手くやっていたからね」

2023-09-02-lazio-daichi-kamada-immobile(C)Getty images

より美しいゴールは?

さらにナポリOBでもあるフェラーラ氏は、古巣や今シーズン初ゴールを記録したジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアに見解を示した。

「クヴァラツヘリアは非常に真面目な青年だ。その彼がゴールを挙げられずに苦しんでいる姿を見るのは、心地よいものではなかった。今日は素晴らしい試合を見せ、破壊的だった。今夜のナポリは非常に良かったよ」

「チームワークが機能していたことが重要だ。昨シーズンにスクデットを獲得したチームであるだけに、プレッシャーは決定的に高まるものだが、大切なのは、監督やチームメートと意見が合うかどうかよりも、何が目標であるのかを把握することだ」

最後にナポリOBは、今シーズンのスクデット争いの行方を予想したほか、インテルDFフェデリコ・ディマルコのエンポリ戦のゴールと、サッスオーロFWドメニコ・ベラルディのインテル戦のゴールを比較した。

「開幕前、今シーズンは昨シーズンと比較し、間違いなく非常に拮抗した年になると予想した。ミラン、インテル、ユヴェントス、ナポリの4チームが優勝候補と言えるだろう。ディマルコとベラルディのゴールはどちらが美しかったか? ディマルコだろう。ボレーだったので、より難しかったはずだ。ベラルディは、あのシュートシーンを作り出すまでが素晴らしい。しかし個人的にディマルコのゴールの方が好きだった」

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