セリエA第3節で日本代表MF鎌田大地が所属するラツィオに敗れて以降、格下を相手に2戦連続ドローに終わったナポリ。前節のボローニャ戦でPKを失敗したヴィクター・オシムヘンを巡り、ピッチ外で騒動が繰り広げる中、ガルシアのチームはウディネーゼをホームに迎えると、PK獲得に加えて1ゴール1アシストと躍動したフヴィチャ・クヴァラツヘリアらの活躍により4-1と勝利した。
ナポリ指揮官は試合終了後、『ダゾーン』のインタビューに応じて、チームのパフォーマンスを分析した。ようやく今シーズン初ゴールを記録し、沈黙を破った昨シーズンの新星フヴィチャ・クヴァラツヘリアを絶賛した。
「良い試合を見せることができ、選手たちには満足している。チャンスを数多く作り出し、試合を上手くコントロールするナポリの姿が見られたことはうれしく思っている。今日はたくさんの好材料があったが、唯一の欠点は失点してしまったことと言える。しかし我々が望んでいた勝ち方で勝利できた」
「クヴァラツヘリアは、すべてにおいて極めて素晴らしかった。PKを獲得し、アシストとゴールもマークした。ゴールポストを叩くシュートも2回あった。ポストを叩いた後に、しっかりゴールを決めたことは、メンタル面において強いことを示している」
「ゴールを決めたことで、今後はずっとリラックスしてプレーできるだろう。フヴィチャとは長い話し合いを行ったが、考えずに楽しんでプレーするようにとアドバイスした。彼は唯一無二の選手であり、1対1で勝負できる選手は数少ない。彼が楽しくピッチでプレーできれば、今夜のようにすべて穏やかに上手く行く」
(C)Getty images
続いてガルシアは、エースのオシムヘンにも言及した。
「彼には賛辞を贈った。ヴィクターとは、やって来た時から良い関係を築いている。今日は1ゴールを決めてくれてうれしく思っている。直近の試合では、不運もあったが、比較的落ち着いていた。彼には、試合に集中し、良いプレーをし、ゴールやアシストを狙うようにと伝えていた」
「PKのキッカーは彼だったので、(PKを譲り)アシストを記録したようなものだ。失敗したからといって、私はキッカーから外したりしない。しかし彼は、(オシムヘンの代わりにPKを蹴ったピオトル)ジエリンスキにアシストをして素晴らしかった。クヴァラツヘリアとオシムヘンの2人は時計の針を元に戻したと言える」
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