EURO2024予選が10日に各地で開催された。
グループCでは、開幕4連勝中のイングランドが敵地でウクライナと対戦。ハリー・ケイン、ジェームズ・マディソン、ブカヨ・サカ、ジュード・ベリンガムらを起用したイングランドは立ち上がりからボール保持率を高めるが、なかなか相手を崩せない。すると、ウクライナが26分にカウンターから最後はオレクサンドル・ジンチェンコが決めて先制する。
先制を許したイングランドだが、41分にはケインのロングパスに抜けだしたカイル・ウォーカーが決めて同点に。後半、イングランドがマーカス・ラッシュフォードらを投入して勝利を目指した中、ウクライナも譲らず。そのまま1-1の引き分けで終わり、イングランドの連勝がストップした。
また、ここまで2試合消化で勝ち点3にとどまっているイタリアはルチアーノ・スパレッティ監督の初陣で、チーロ・インモービレやサンドロ・トナーリ、ニコロ・バレッラらを起用。4-3-3で試合に臨むと、トナーリがポスト直撃のシュートを放つなど主導権を握る。すると、0-0で迎えた後半、立ち上がりにバレッラのシュートがバーに直撃した跳ね返りをインモービレが詰めて先制。しかし、81分にはFKからエニス・バルディにシュートを沈められ、1-1のドローに終わった。
これでグループCは第5節を終えて、勝ち点13で首位に立つイングランド(5試合消化)以下、ウクライナ(勝ち点7、同4試合)、イタリア(勝ち点4、同3試合)、北マケドニア(勝ち点4、同4試合)、マルタ(勝ち点0、同4試合)という状況となっている。
また、グループFでは、2位のベルギーがアゼルバイジャンにヤニック・フェレイラ・カラスコのゴールで1-0と勝利。3位のスウェーデンはエストニアに5-0で勝利して勝ち点6とし、同じ4試合消化のベルギー、オーストリアを追走している。
そのほか、今節の全3試合がドローに終わったグループIでは、6カ国すべて5試合消化で、勝ち点11で首位のスイス以下、ルーマニア(勝ち点9)、イスラエル(勝ち点8)、ベラルーシ(勝ち点4)、コソボ(勝ち点4)、アンドラ(勝ち点2)という状況となっている。
第5節結果(9月10日開催)
【グループC】
ウクライナ 1-1 イングランド
北マケドニア 1-1 イタリア
【グループF】
アゼルバイジャン 0-1 ベルギー
エストニア 0-5 スウェーデン
【グループI】
アンドラ 0-0 ベラルーシ
ルーマニア 1-1 イスラエル
コソボ 2-2 スイス
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