バレンシアのルベン・バラハ監督がクラブとチームの現状について語った。スペイン『Superdeporte』が伝えた。
昨シーズンに残留争いを強いられたバレンシアは、今年2月に就任したバラハ監督の下、16位フィニッシュで残留。2年目の今シーズンは開幕4試合で2勝を記録しており、16日に行われるラ・リーガ第5節ではアトレティコ・マドリードをホームに迎える。
財政難の状況から今夏に十分な補強費がなかった中、バラハ監督は「目標を定めたら、自分たちのできることを設定し、持っている力で取り組んでいく必要がある。選手たちの姿勢に満足しているし、チームとしても個人としてもみんなから最大限の成果を得ることで成長していきたい」とクラブの現状を受け入れて前進することを強調し、ファンにも理解を求めた。
「最も重要なのは誠実であることだ。チームにはファンのサポートが必要不可欠だ。我々はタイトルを獲得してきたし、欧州の舞台でも活躍してきた非常に素晴らしい歴史を持つ。それらを諦めることはできないが、今現在は違う瞬間にあることを理解する必要がある。困難な時期でもファンの皆さんから最大限のサポートを受けてきたからだ」
「ファンを騙すことはできない。チャンピオンズリーグでプレーすると言ったら、それはフラストレーションにつながることになる。ファンは既にサポートの姿勢を見せてくれているし、2部からも復活してきたクラブだ。こんな状況でも、メスタージャでファンが興奮をもたらしてくれることが私の願いだ」
バレンシアはホームで難敵を下すことができるか。バレンシア対アトレティコ・マドリードは16日の日本時間23時15分にキックオフを迎える。
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