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開幕から苦戦のローマ、モウリーニョが嘆き「3カ月前は愛されていたのに現在は…。アッレグリは恵まれている」 | セリエA

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開幕から苦戦のローマ、モウリーニョが嘆き「3カ月前は愛されていたのに現在は…。アッレグリは恵まれている」 | セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、日本時間2日に行われたセリエA第7節ローマ対フロジノーネ戦終了後、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューで試合を振り返った。

前節で昇格組のジェノアに1-4と敵地で大敗し、1勝2分3敗の成績で16位に沈んだローマ。日本時間2日、同じくラツィオ州に拠点を置く、昨シーズンのセリエB覇者フロジノーネをスタディオ・オリンピコに迎えると、ロメル・ルカクらの得点により2-0で今シーズン2勝目を挙げた。勝ち点を「8」として12位へと浮上したローマの指揮官モウリーニョが試合を振り返った。

「新しいディフェンスラインだったこともあり、前半は相手に2度、チャンスを与えてしまった。だが、(エドアルド)ボーヴェや(レアンドロ)パレデスの努力もあり、守備の団結は良かった。今夜は、クオリティのある選手たちで非常に上手く組織化された相手に対し、1つのチームとしてプレーできていた」

続いてポルトガル人指揮官は、21分にパウロ・ディバラのアシストから先制点を挙げ、今シーズン3ゴール目をマークしたルカクの活躍に安堵した。

「ロメルがゴールを決めなければ、それも私の責任になると考えていた。ロメルがゴールを挙げ続けてくれる限り、私が責められることとはない。彼はどこへ行ってもゴールを決められる。よかったよ。幸いにもロメルはロメルだ。私は彼を壊すような指揮官ではない」

ローマ指揮官就任1年目で、UEFAカンファレンスリーグを制し、クラブにヨーロッパタイトルをもたらしたモウリーニョ。昨シーズンもUEFAヨーロッパリーグで決勝進出を果たす躍進を見せた。しかし今シーズン序盤のつまずきにより、これまでの評価が覆りつつある。

「問題は私ではない。私は3カ月前、みんなに求められ、愛されていた。私がチームを去ることを、みんながパニックになるほど恐れていた。あれから3カ月が経過した現在、さまざまな要因により、ひどい開幕スタートを切ることになってしまった。だが、私は自分の選手たちのことを信じていた」

「チームは非常に団結していて、今日、試合に勝てたことは非常にうれしく思っている。敗戦の直後で、気持ちの面でバランスを保ち、ピッチに入るのは、簡単ではなかったはずだ。ただ、ファンからチームを批判する声は届いていない。まるでジェノヴァで勝ったかのように見えるほどだった。ずっと応援してくれているサポーターに感謝している」

マックスは恵まれている

クリス・スモーリングら守備陣のケガ人が相次ぐローマでは、本来、MFのブライアン・クリスタンテをセンターバックで起用し、急造の守備ラインでしのがなければならない。ローマ指揮官は、ブレーメルの代わりに本職のダニエレ・ルガーニを投入できたユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督を羨んだ。

「今日、ユヴェントスを見ていたが、ブレーメルが負傷した後、マックス(アッレグリ)は、ルガーニを投入した。『マックスは恵まれている』って思ったよ。残念ながら、ローマにはスモーリングがおらず、(ディエゴ)ジョレンテもいないが、待つしかない」

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