敵地でのグループステージ初戦で白星を飾った川崎Fは、ホームの等々力競技場で韓国の蔚山現代FCと対戦した。
川崎Fは、前半立ち上がりにMF瀬川祐輔が絡んでチャンスを作るが、枠を捉えることができない。対する蔚山は、MF江坂任やDFキム・ヨングォンらが先発に名を連ねた中で、江坂が攻撃の起点を作るが、シュートまで持ち込めず、スコアレスで前半を終えた。
後半に入っても均衡は崩れない。川崎Fが高い位置からプレスをかけたところでDF大南拓磨がボールを奪い、ワンタッチでFWレアンドロ・ダミアンに繋いだところからシュートまで持ち込むが、これは相手GKが足でセーブ。なかなかチャンスを活かせない時間が続いた。
そんな中で迎えた89分、ついに待望のゴールが生まれた。川崎Fがペナルティエリア付近に押し込み、右サイドのDF山根視来から中央でボールを受けた途中出場のFW遠野大弥が丁寧に落としたボールをMF橘田健人が右足一閃。強烈なミドルシュートがネットを突き刺し、土壇場で勝ち越しに成功する。
そのままこのリードを逃げ切った川崎Fがグループステージ連勝を飾っている。
一方でグループステージ初戦を落としいた横浜FMは、敵地で中国の山東泰山と対戦した。
横浜FMが前半から優位にゲームを運んでいく。特にサイドのMF水沼宏太とFWエウベルのサイドを起点に迫力ある攻撃からチャンスを作っていく。29分には、水沼のラストパスにMFナム・テヒが抜け出し、シュートは枠を捉えたが、相手DFのカバーによって阻止され、絶好のチャンスを活かせない。
たが、37分にはエウベルがMFナム・テヒとのワンツーでサイドを突破したところから中央に戻したボールを水沼が右足でうまく合わせ、ゴールネットを揺らし、横浜FMが前半のうちにリードする。
後半は、元ベルギー代表で194cmという長身のMFマルアン・フェライニの高さを活かしながら山東泰山に押し込まれる展開が増え、87分にはFKからフリーとなっていたFWクリサンに頭で合わせられたが、これはポストに救われる。
最後まで守備ではタフに体を張って闘い続けた横浜FMがオレンジ一色に染まっていたアウェイの地で貴重な勝ち点3を持ち帰り、ACLグループステージ初白星を飾っている。
なお、グループステージ第3節では24日、川崎FはBGパトゥムユナイテッドFC(タイ)とアウェイで、25日に横浜FMはカヤFC(フィリピン)をホームで対戦する。
■10月3日開催 結果
・グループG:
山東泰山 0-1 横浜FM
・グループI:
川崎F 1-0 蔚山
武漢三鎮 2-2 浦和
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