サッカー界では、16歳にしてスペイン代表とバルセロナで活躍するFWラミネ・ヤマルのようなヤングタレントが毎年頭角を現している。一方、年齢を重ねても高いパフォーマンスを維持しているベテラン選手たちも多数存在しており、選手寿命の延長にスポットライトが当てられることも多くなった。
DAZNのレギュラー番組『FOOTBALL FREAKS』#106では、年齢がただの数字であることを証明しているベテランを紹介。アトレティコ・デ・マドリードのスペイン代表DFセサル・アスピリクエタを特集した。
現在34歳のアスピリクエタは、今夏に10年以上過ごしたイングランドを離れ、13年ぶりにラ・リーガ復帰を果たした。オサスナのユース出身である同選手は、2007年、17歳の時にレアル・マドリード戦でプロデビューを果たした。アスピリクエタは、当時チームを率いていたホセ・アンヘル・シガンダ監督からプロにとって最も大切な姿勢を学んだという。
「シガンダ監督から招集されて、リザーブチームから何人かがベンチにいたんだけど、監督は僕らに『ただその日を過ごすつもりではなく、重要な役割を果たすために試合に行くんだという気持ちでいるように』と言ったんだ」
オサスナのトップチームでポジションをつかんだアスピリクエタは、2010年に20歳の若さでマルセイユに移籍。2012年には、22歳にしてチェルシーに加入する。チェルシーには昨季まで在籍し、キャプテンとしてUEFAチャンピオンズリーグなどの主要タイトル獲得を経験。“有望株”の一人だった若者は、たゆまぬ努力でクラブを象徴する存在となった。
そして、さまざまな栄冠を手にした34歳のアスピリクエタは、新天地のアトレティコ・デ・マドリードでのさらなる挑戦に胸を躍らせている。
「競争は誰にとっても常にポジティブなものだ。常にベストを尽くし、互いに高め合うことがチームの力になるんだ」
シメオネ・アトレティコの哲学である、“Partido a Partido(試合から試合へ)”。目の前にある日々のトレーニングと試合に全力で取り組むことを信条としてきたアスピリクエタにぴったりな哲学だ。
FOOTBALL FREAKS
- 配信: DAZN
- 配信日:水曜日(隔週配信)
- MC:野村明弘、ベン・メイブリー、北川義隆、細江克弥、桑原学、小澤一郎
関連記事
● リオネル・メッシはバルセロナに復帰せず? 2026年のアルゼンチン帰還を計画か | ラ・リーガ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。