8日、各地でJ2、J3、天皇杯が行われた。
6試合が開催されたJ2では、首位のFC町田ゼルビアがAFCチャンピオンズリーグに出場しているヴァンフォーレ甲府と対戦した。
この試合は90分を通して打ち合いとなる。先制点を奪ったのは甲府だ。26分にセカンドボールを回収したところから長谷川元希のパスを受けた飯島陸が決め切り、敵地で先制に成功した。
だが、町田もすぐに反撃。37分に相手の背後を突くロングフィードからミッチェル・デュークの折り返しのルーズボールを藤尾翔太が押し込み、すぐさま同点に追いついた。これで勢いに乗った町田は41分にもロングカウンターから翁長聖のクロスを宇野禅斗がダイレクトボレーで決め、前半のうちに逆転した。
後半は町田が攻勢をかける中、追いかける甲府が選手交代を駆使しながらシステムを変更する。そして迎えた82分、ロングボールから途中出場の関口正大が強烈なミドルシュートを決め、試合を振り出しに戻した。押せ押せの甲府は、さらに後半アディショナルタイムにジェトゥリオが強烈なシュートを決め、ついに逆転に成功した。
しかし、この試合はここで終わらなかった。後半アディショナルタイム7分、ゴール前の混戦から今度は町田の宇野が押し込み、再び同点に。このまま試合は終わり、3-3のドロー決着となった。
その他の試合では、ジェフユナイテッド千葉が水戸ホーリーホックに引き分けて連勝がストップ。モンテディオ山形が栃木SCに2-0で勝利し、8位に順位を上げている。
J3は8試合が開催。首位の愛媛FCはホームでテゲバジャーロ宮崎との試合でドローに終わった。3位のカターレ富山、4位のFC今治は敵地での難しい試合をウノゼロで乗り切り、上位をしっかりと追走している。
また、8日には天皇杯準決勝の2試合が開催。ここまでジャイアントキリングを見せてきたロアッソ熊本だったが、柏レイソル戦では戸嶋祥郎のゴールを皮切りに4失点を浴びて勝利を手にすることができず。柏が決勝戦へ駒を進めた。もう一方の試合では、アビスパ福岡が史上初の決勝進出を目指して川崎フロンターレと対戦。こちらも山村和也のゴールで先制されると、一度は同点に追いついたが、そこから突き放されて勝負あり。4-2で勝利した川崎Fが決勝戦に進出した。
■10月8日開催 結果
・J2第38節:
山形 2-0 栃木
いわき 2-2 仙台
千葉 1-1 水戸
町田 3-3 甲府
金沢 0-2 秋田
群馬 0-0 岡山
・J3第30節:
福島 0-1 今治
YS横浜 1-0 奈良
鳥取 0-0 相模原
松本 1-4 岩手
長野 1-1 八戸
岐阜 2-1 沼津
北九州 0-1 富山
愛媛 1-1 宮崎
・天皇杯準決勝:
熊本 0-4 柏
川崎F 4-2 福岡
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