セリエAの日本語公式X（旧ツイッター）は、第8節のベストイレブンを発表。ミランに所属するフランス代表FWオリヴィエ・ジルーをGKとして選出した。
8日に行われた第8節で、ジェノアとミランが対戦。敵地『ルイジ・フェッラーリス』に乗り込んだミランが、87分にアメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチが挙げたゴールを守りきり、1－0と完封勝利を収めた。
勝利とリーグ首位浮上に大きく貢献したのは、決勝ゴールを奪取したプリシッチだけではなかった。90＋9分、ミランは危険なプレーで一発退場処分となった守護神のフランス代表GKマイク・メニャンを欠く緊急事態に見舞われる。ここでGKユニフォームに袖を通したのは、本職がFWのジルー。すると、ジルーは果敢な飛び出しでピンチをしのぐ好プレーを見せ、ジェノアの猛攻をシャットアウトすることに成功した。
9日に第8節のベストイレブンを発表したセリエAの日本語公式Xは、「6.5」の採点をつけてGKにジルーを選出。まさかの“急造GK”がベストイレブン入りを果たした。
9月末に37歳となったジルーは、試合後の『DAZN』インタビューで「まるでGKみたいなセーブだったでしょ」と満足げに語り、「このシャツは額縁に入れるよ！」とキャリア初の経験を興奮気味に振り返っている。
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