フランス代表のディディエ・デシャン監督が、ドーピング検査で陽性判定を受けた同国代表MFポール・ポグバについてコメントした。
フランス代表は、13日にEURO2024予選・グループB第7節のオランダ代表戦、17日に国際親善試合のスコットランド代表戦を控えている。
フランス代表では、これまでチームの中心メンバーとしてFIFAワールドカップ(W杯)ロシア2018やUEFAネーションズリーグ制覇に貢献してきたポグバが“渦中の人”となっている。現在30歳のポグバは、8月21日に行われたセリエA開幕節のウディネーゼ戦(〇 3-0)後のドーピング検査で陽性判定を受け、その後の再検査でも陽性反応が検出された。同選手には最大で4年間の出場停止処分が下る可能性もあり、そうなると年齢も鑑みた場合、キャリアの終焉すらも否定できない状況となる。
記者会見に出席したデシャン監督は、ポグバについて訊ねられると「(マッシミリアーノ・)アッレグリが特に残念がっているが、私も同じだ」と発言。ユヴェントス指揮官と同様に、ポグバを戦力に数えられない現状を嘆いた。
「最近、本当にさまざまなことが彼に降りかかっているよね。複雑な状況だ。ポグバは身の潔白を主張するだろうし、そうしなければいけないと思う」
「時間がかかるだろう。だが、私は彼が笑顔を取り戻し、自分の実力をフルに発揮し、再びピッチに戻ってくることを願っているよ」
ポグバのフランス代表復帰の未来については「どうなるか分からない」と語ったデシャン監督だが、果たしてポグバが“レ・ブルー”のユニフォームに袖を通す時は訪れるのだろうか。
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