日本代表の森保一監督が試合後、フラッシュインタビューでカナダ戦を総括した。
日本は、立ち上がりから攻守でアグレッシブに入り、開始早々の2分にはMF田中碧のミドルシュートが決まって幸先良いスタートを切る。ただその後はしばらくはカナダにボールを握られ、PKを与えるなど、ペースを握られる時間帯もあった。
ただその時間帯をチームとして無失点で耐え凌いで、前半終盤にオウンゴールと中村敬斗のゴールでさらにリードを広げ、後半早々には田中の2得点目で4点差として、勝負の行方を早々に決定づけた。
このパフォーマンスを森保監督は、「難しい時間帯もあったが、試合の入りからアグレッシブに入ることをやってくれて、早い時間に得点を取れましたし、難しい時間帯ではPKを止めてくれたこともありましたけど、みんなで我慢強く戦うことができて、また自分たちのペースに持ってくることができた」と振り返り、「アグレッシブにやることと我慢強くやるところを選手たちが実践してくれた結果が出たので、選手たちを褒めてあげたい」と選手たちの頑張りを讃えた。
また身体的な能力に優れるカナダに対して、「攻撃も守備もみんなが臆することなく、闘いを挑んでくれてチャレンジしてくれたことは非常によかった」と果敢にチャレンジした選手のパフォーマンスを讃え、その上で「まだまだ上げなければいけないところはあると思うが、チャレンジしたからこそ、また次の課題が、勝った上で出たことはよかった」と前を向いた。
日本代表は17日、10月シリーズ第2戦目はノエビアスタジアム神戸でチュニジア代表との一戦に臨むこととなる。
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