各月で最も活躍した選手を表彰する『2023明治安田生命JリーグKONAMI月間MVP』。J1の9月部門では福岡の紺野が選出された。
9月のリーグ戦では4試合で2ゴール1アシストの活躍を見せた紺野。チームとしても4試合で3勝1分と勝ち点獲得に大きく貢献した。福岡はJリーグYBCルヴァンカップでも決勝に進出しており、クラブ史上初のタイトル獲得に向けても紺野の活躍が注目されている。
9月の月間MVPを受賞した紺野は「驚きの気持ちが一番」と素直な思いを口にすると、印象に残っている試合に古巣・FC東京との3連戦と柏レイソル戦を挙げ、柏戦でのゴールを振り返った。
「プロになって初めて1試合で2ゴールを決められた。1トップ2シャドーの良い距離感、テンポでの崩しを練習していたので、すごくいいゴールだったなと思いましたし、嬉しかったです」。
同月にはチームメイトの佐藤凌我が大怪我で負傷離脱。そのことについては、「選手だけでなく、ファン・サポーターも一緒にルヴァンで国立に行って、いま怪我で出られていない選手の分まで戦おうと話している。僕も前十字靭帯を怪我したことがあるので、その苦しさとか辛さはわかる。積極的に助けていきたい」と思いを語った。
また、福岡全体が太いヘアバンドをつけている選手が多い中、紺野は「FC東京の時は細いヘアバンドをつけていたけど、福岡に来たらみんな太いヘアバンドをつけていたので合わせた方がいいかな」と同じ形のヘアバンドにしたようだ。
リオネル・メッシのドリブルを見て学んだという紺野。ここから福岡でどんなパフォーマンスを見せてくれるか注目だ。
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