ミランとのセリエA開幕戦の敗北を最後に、10戦無敗の快進撃を続けるボローニャ。セリエA第11節で鎌田大地が所属する強豪ラツィオを下して6位へと浮上し、日本時間12日、ヴィンチェンツォ・イタリアーノ率いる8位フィオレンティーナと敵地での対戦へ挑む。ボローニャの指揮官チアゴ・モッタが記者会見に出席し、セリエAを代表する若手指揮官対決へ意欲を示した。
「ヴィンチェンツォには、プロとしてリスペクトを抱いている。長らく良い成績を残している監督だ。フィオレンティーナに対して大きな敬意を払っている。我々は下馬評で格上の相手と対戦することになるが、集中し、全力を尽くしてプレーすることを優先するべきだ。」
「選手たちは気持ちよく過ごしている一方で、我々より格上となる数多くのチームと対戦しなければならないことも自覚している。フィオレンティーナは、選手を4000万ユーロ(約65億円)で売却する必要がなかったり、選手の年俸を増やすことができたりと、そうした状況が可能なクラブだ。ヨーロッパのカップ戦で戦うチームと競えるように、最大限に集中し、結束しなければならない」
「順位表で6位になることは予想外だった。私は『まだ何もしていない』などと語るタイプではないが、足りないものはまだたくさんある。チームは、これまで並外れた成績を残してきた。だが私は現在、明日のフィオレンティーナ戦へ最善の準備をすることが頭の中にある。私には、1カ月後、3カ月後を考えることはできない。目の前の次戦のことを考えているんだ」
またボローニャ指揮官は、前節のラツィオ戦の勝利後、「僕らは強いんだ」と繰り返し話していたルイス・ファーガソンに言及した。
「彼は自分自身に対して強いと言い聞かせていたんだと思う。彼のことを知る限り、あれほど誇示していたのは不思議だ。冗談はさておき、ファーガソンは極めて素晴らしい仕事をしている。私がボローニャ監督に就任して以降、彼が(アドリアン)ラビオや(トゥーン)コープマイネルスのようなクラスのMFよりも多くのゴールを挙げているのには、理由があるはずだ」
最後にモッタは、シーズン終了後に期限を迎える自身の契約について問われると、「何か発表することができたら知らせるが、いまはフィオレンティーナ戦に集中している」と述べた。
放送・配信予定
- フィオレンティーナ vs ボローニャ
- 配信:DAZN
- キックオフ:2023年11月12日(日)日本時間23:00
- 会場:スタディオ・アルテミオ・フランキ
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