ヴォンフォーレ甲府は、前回対戦で0-2の敗戦を喫した浙江FCと対戦した。
国立競技場で開催された試合は立ち上がりから甲府が積極的に背後を突きながら攻撃を仕掛けていくと、18分にピーター・ウタカが1対1を制して先制に成功する。その後、主導権を握る中、追加点が生まれたのは前半アディショナルタイム。宮崎純真のクロスをジェトゥリオが押し込み、大きな2点目を奪って後半へと折り返した。
後半は得点を狙う浙江FCに押し込まれ場面もあり、50分にはPKを献上してレオナルドに決められてしまう。それでも58分に関口正大が飯島陸とのコンビネーションからゴールを決めて突き放しに成功。これで余裕が生まれた甲府は89分にも鳥海芳樹が決めてダメ押し。ホームゲームで4得点を奪ったが、浙江FCへのリベンジを達成してグループHの首位タイに浮上した。
もう一方の試合では浦和レッズが韓国と浦項スティーラーズと対戦。こちらの試合は敵地に乗り込んだ浦和が積極的な姿勢を見せていくが、試合を優勢に運びながらもなかなかチャンスを決め切ることができない。それでも36分だった。小泉佳穂のパスを受けたエカニット・パンヤが、周りとのコンビネーションを生かしながらホセ・カンテにラストパス。ホセ・カンテは左足でゴール右に見事に流し込み、先制点をもたらすことに成功した。
ただ、後半になると浦項が反撃。徐々にボール保持の時間を増やしながらチャンスの回数を増やしていくと、63分にホン・ユンサンのクロスがマリウス・ホイブラーテンの手に当たったとしてVAR判定の末にPKに。このPKを沈められて試合を振り出しに戻されてしまった。
こうなると完全にペースは浦項に。浦和は72分に明本考浩がVARチェックの末に退場となり数的不利に持ち込まれると、後半アディショナルタイムに痛恨の失点を献上して勝ち越しを許す形に。そこから追いつくことができずに試合は終了。決勝トーナメント進出に向けて痛い敗戦となってしまった。
■11月8日開催 結果
・グループH:
甲府 4-1 浙江FC
・グループJ:
浦項 2-1 浦和
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