大分トリニータは10日、下平隆宏監督の退任を発表した。
2010年から柏レイソルのユースを率いてトップチームの指揮官も務めた下平監督は、横浜FCの指揮官を経て、2022年に大分の監督に就任。初年度は5位フィニッシュからJ1参入プレーオフ1回戦敗退で昇格を逃した。
2年目の今シーズンはここまで、明治安田生命J2リーグで最終節を残して16勝11分け14敗の成績により9位に位置。プレーオフに届かず、J1昇格の可能性がついえていた。
下平監督はクラブを通じて、「私、下平隆宏は今シーズンをもって大分トリニータの監督を退任することになりました。2年間でしたが、大分トリニータの監督として指揮を執れたことを心から感謝しています」と報告し、選手やサポーター、関係者への感謝を綴った。
「まずは、選手たちに感謝の気持ちを伝えたいと思います。J1昇格という目標に向け、選手1人1人が真摯に挑戦してくれたこと、そして共にチームを創り上げ、チームの勝利のために努力と献身性を見せてくれたことに心から感謝します」
「また、スタッフの皆さんにも感謝しています。選手のサポート、トレーニングの準備、試合の準備、チーム運営、全てにおいてチームのために尽力して頂き、本当にありがとうございました」
「そして、最後にファン、サポーターの皆さま、スポンサーの皆さま、行政の皆さま、大分トリニータに関わる全ての皆さま、本当に熱い応援とサポートをありがとうございました。ホーム、アウェイに関わらず、たくさんのファン、サポーターの声援は本当に心強かったです。熱狂的でもあり、暖かくもあるトリニータサポーターの応援は本当に素晴らしかったです。改めて本当に感謝しています」
「これからの大分トリニータの発展を心よりお祈りしています。ありがとうございました」
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