■グループA
ついにやってきた最終節だが、グループAでは既に首位スペイン、2位スコットランドの本大会出場が決定。スペインとスコットランドにとっては本大会に向けた貴重な強化の場となる。スペインは力の差があるジョージアとの対戦となり、今回シリーズが初招集となっているレヴァークーゼンDFアレハンドロ・グリマルドやジローナMFアレイクス・ガルシア、アトレティコ・マドリードMFロドリゴ・リケルメらのアピールに期待が懸かっている。一方のスコットランドは直近2戦未勝利の中で3位ノルウェーという手ごわい相手と激突。プライドを示すためにも負けられない一戦だ。
■グループF
グループFでも、残り1試合時点で首位オーストリアの勝ち点19、2位ベルギーの勝ち点17に対し、3位スウェーデンと4位アゼルバイジャンが同勝ち点で「7」圧倒的な2強という構図のまま本大会出場権2枠が埋まっている。最終節ではオーストリアの試合が無く、ベルギーがアゼルバイジャンとの対戦を予定。きっちりと勝ち切り、タレント軍団は首位で予選を終えることができるのだろうか。
■グループG
グループGでは首位ハンガリーのみ勝ち点15で本大会出場が確定済み。2位セルビア（勝ち点13）と3位モンテネグロ（勝ち点11）が残り1枠を争う。ただし、最終節では勝てば確定のセルビアが最下位ブルガリアとの顔合わせと圧倒的優位に。一方のモンテネグロはハンガリーに最低でも勝たなければならない。セルビアが万が一ブルガリアと引き分けた場合でも得失点差は「6」のまま。その場合、モンテネグロは勝利したうえで得失点差勝負となるが、現状は「0」であり、可能性を広げるためにはハンガリーに6点差以上をつけて勝利しなければならない。
■グループJ
6チームによって争われているグループJだが、ポルトガルがここまで9戦全勝34得点2失点という圧倒的な成績で首位を確定させており、スロバキアの2位も既に決まっている。クリスティアーノ・ロナウドらを擁するポルトガルは、この勢いを継続し、全勝で予選を終わらせることができるのだろうか。一方のスロバキアもここまでの成績は6勝1分け2敗であり、圧倒的に強力なポルトガルにしか敗れていない。最終節では5位に沈むボスニア・ヘルツェゴビナと対戦するが、ここでも良い感触を継続したいところだ。
■第10節日程（11月20日開催）※日本時間
【グループA】
- 4:45 スペイン vs ジョージア
- 4:45 スコットランド vs ノルウェー
【グループF】
- 2:00 ベルギー vs アゼルバイジャン
- 2:00 スウェーデン vs エストニア
【グループG】
- 19日23:00 ハンガリー vs モンテネグロ
- 19日23:00 セルビア vs ブルガリア
【グループJ】
- 4:45 ボスニア・ヘルツェゴビナ vs スロバキア
- 4:45 リヒテンシュタイン vs ルクセンブルク
- 4:45 ポルトガル vs アイスランド
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